宮崎大学
ニュースリリース

門川町における連携事業年次報告会を実施

2019年03月06日 掲載

平成31年2月26日(火)、宮崎大学は「平成30年度門川町・宮崎大学連携事業年次報告会」を門川町役場(宮崎県)で実施し、安田修(やすだ おさむ)門川町長、國武久登(くにたけ ひさと)宮崎大学副学長をはじめ70名以上の関係者が参加した。

本報告会は、同町の自然生態系調査などに連携して取り組むとともに、地域の魅力発信などを通して活性化に寄与することを主な目的として、平成29年6月5日に包括的連携協定を締結したことをきっかけに開始した連携事業の進捗状況や成果が報告するもの。

村瀬敦宣農学部助教からは、「『門川海の幸大図鑑』の出版 - 門川町の魚類多様性から見た魅力発掘と地産地消を目指して」と題して、平成28年度から開始した門川湾の豊かな生態系について、学術的な見地から東京湾で確認されている魚の種類などと比較した結果その特異性が強調されるとともに、平成30年度内に門川湾で取れた魚の大図鑑を発行する予定であることが報告された。また、坂本信介農学部講師からは、門川町のシンボルであり、国際自然保護連合IUCN及び環境省から絶滅危惧種に指定されている「カンムリウミスズメ」の生態・行動に関する研究報告が行われるなど、5つの事業について報告が行われました。

20190226_02_01.jpg報告を行う村瀬助教

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報告を行う坂本講師

20190226_02_03.jpg報告を行う金岡准教授

20190226_02_04.jpg報告を行う伊藤准教授

本報告会では、門川町若手職員で構成される「門川町まちづくり研究会」による研究報告も行われるなど、多数の役場職員が参加した。その他、町議会議員の方や門川町まち・ひと・仕事創成総合戦略委員会委員の方にも出席していただき、地域の皆様に本学と門川町の連携事業について知ってもらう良い機会となった。

20190226_02_05.jpg閉会挨拶をする安田町長

宮崎大学では、平成31年度以降も門川町との連携事業を継続する予定で、農学分野のみならず、観光・教育・人材育成面などにおいても連携を深化させ、地域の魅力を若い世代に伝え、地域のリーダーの育成にも貢献していくこととしている。

20190226_02_06.jpg報告会会場の様子

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