ニュースリリース
2019年03月07日 掲載
平成31年3月2日(土)、宮崎大学まちなかキャンパス(宮崎市若草通りアーケード内)にて、「耳の日講演会・相談会」を実施し、30人以上の参加が得られた。
本イベントは、毎年3月3日の「耳の日」に合わせて宮崎大学医学部耳鼻咽喉・頭頸部外科と宮崎県耳鼻咽喉科医会が共同で実施するもので、耳鼻咽喉科医や言語聴覚士などが講演を行う中、同時に県内の耳鼻咽喉科専門医や言語聴覚士、補聴器技能者による相談会も行った。
相談会の様子
今回の講演会では、都城医療センター言語聴覚士の陰山氏、宮崎大学耳鼻咽喉科病棟医長の後藤氏、そして、ながい耳鼻咽喉科院長の長井氏の3名が講師を務めた。陰山氏からは、難聴の病態や補聴器について講演があり、補聴器は高価なものを購入すればそれでよいわけではなく、各個人の生活にあった種類を購入すること、そして補聴器に脳を慣れさせるための「脳トレ」が大事と説明があった。続いて後藤医師からは、花粉症や副鼻腔炎などの病気の仕組みや実際の治療方法、花粉症などを軽減させるための「洗濯物を干すコツ」や「花粉症の症状を最小限に抑えるためのコツ」などの説明があった。最後に、長井医師からは、実際の患者ののどの内視鏡の動画をもとに、声帯の仕組みや声帯に異常をきたした際にどのような症状があるのか、そして、喉を長く健康に保つために気をつけるべき事柄についてわかりやすい講演がなされ、講演終了後はそれぞれの講演に対して多数の質問があった。
講演を行う後藤医師
講演を行う長井医師
また、併設された相談会では、開始前から数多くの地域の方々が訪れ、耳の聞こえの悪さや耳鳴り、アレルギーのことなどについて相談することができたため、大盛況であった。
耳鼻咽喉・頭頸部外科 スタッフ一同
宮崎大学では、まちなかキャンパスなどの利便性の良い会場を利用して、地域の方々の健康増進に貢献するとともに、中心市街地の交流人口の増加をさせることで更なる活性化に貢献していくこととしている。
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