宮崎大学
ニュースリリース

宮崎県立宮崎南高等学校と連携協定を締結

2019年06月05日 掲載

令和元年6月5日(水)、宮崎大学は宮崎南高等学校との「地域との協働による高等学校教育改革推進事業にかかる連携・協力に関する協定」の締結式を実施した。

同校との間では、平成28年度に教育文化学部と学部レベルでの協定を締結し、「教師未来セミナー」などを実施し、将来の教育の担い手となる人材の育成を目的として連携してきたほか、同校フロンティア科の生徒が農学部や工学部に出向いて大学教員から講義を受けるなど、幅広く高大連携事業を実施してきた。

今回は、同校が文部科学省より同事業の指定を受けたことから、本学が全学的に協力・支援を行うことで、これまで以上に高校における教育の充実・発展を図るとともに、地域に根差した次世代のリーダーを育成することを目的として締結することとなった。

内田信昭校長からは「宮崎大学と連携協定を締結できたことは非常にありがたく、宮崎への郷土愛を持った人材を育てることができるようにしたい」と期待が述べられ、池ノ上学長からは「全国で20校のみという状況で指定を受けたことは非常に喜ばしい。今回の連携事業が成功することを期待している」と述べられた。

本学が県内高等学校と連携協定を締結するのは今回が2例目。今後、同校生徒がグループに分かれて、生徒が主体となって設定した課題に対して、大学教員がアドバイザーとして助言を行い、地域課題の解決に連携して取り組んでいくこととしている。

20190605_03_01.jpg池ノ上学長(左)、内田校長(右)

20190605_03_02.jpg集合写真

本学では、平成28年度に地域資源創成学部を新たに設置したほか、平成29年度には米良電機産業株式会社(宮崎市)からの寄附を受けて地域デザイン講座を設置するなど、活力のある地域を創成できる人材を育成するとともに、県内各地の高校と連携しながら、次世代のリーダー育成に貢献していくこととしている。

地域との協働による高等学校教育改革推進事業:
平成30年3月に公示された新しい高等学校学習指導要領を踏まえ、Society 5.0の社会を地域から分厚く支える人材の育成に向けた教育改革を推進するため、「経済財政運営と改革の基本方針2018(2018年6月15日閣議決定)」や「まち・ひと・しごと創生基本方針2018(2018年6月15日閣議決定)」に基づき、高等学校が自治体、高等教育機関,産業界等との協働によりコンソーシアムを構築し,地域課題の解決等の探究的な学びを実現する取組を推進することを目的とする。
「プロフェッショナル型(11校指定)」「地域魅力化型(20校指定)」「グローカル型(20校指定)」に分けられ、宮崎南高校は「地域魅力化型」での指定を受けた。その他、県内からは飯野高校も「地域魅力化型」での指定をうけたほか、五ヶ瀬中等教育学校は「グローカル型」の指定を受けた。

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