宮崎大学
ニュースリリース

「ひむか人財育成セミナー」を開講

2019年07月02日 掲載

令和元年6月8日(土)、教育学部は、大学卒業後に宮崎県内で働くことに関心を持つ県内の高校生を対象とした「ひむか人財育成セミナー」を開講した。初回のこの日は宮崎学園高校大坪記念ホールで開講式が行われ、高校生や関係者約340人が参加した。

本セミナーは、「宮崎で働き、宮崎で暮らす魅力と課題とは何か」をテーマに、4年目を迎えた「教師みらいコース」に加え、職種を限定しない「ふるさと宮崎創成コース」を設けて『ひむか人財育成セミナー』として新しくスタートした。今回は宮崎県内の22校から530人の高校生が登録している。

開講式では、宮崎県商工会議所連合会の米良充典会頭、県教育委員会の日隈俊郎教育長、宮崎大学の池ノ上克学長らが挨拶し、それぞれの立場からセミナーの趣旨と高校生への期待が述べられた。引き続き、元旭化成延岡支社長の水永正憲氏が、セミナーのテーマでもある「宮崎で働き、宮崎で暮らす魅力と課題とは何か」について基調講演を行った。

20190608_02_01.jpg挨拶をする池ノ上学長

次に、宮崎県内で活躍する2人の先輩社会人が宮崎で働くことの魅力について講演を行った。初めに、宮崎県危機管理課の長尾拓氏が「宮崎で働くということ」と題して地元暮らしの魅力について講演。「いろいろな人とつながりやすく、家族がそばにいる。何より課題だらけだからこそ活躍できて面白い」と語った。続いて、宮崎大学出身で三股西小学校教諭の郡千裕氏が宮崎県で教師になった理由や体験談を明るくユーモアを交えながら高校生に語りかけた。

20190608_02_02.jpg講師の話に熱心に耳を傾ける高校生ら

参加した高校生からは、「県外に進学・就職をしようと考えていたが、今日の話を聞いて、まずは地元を知ることが必要だと思った」「漠然と教師になりたいと考えているが、同じ志を持った仲間とのグループワークを通して教師について理解を深めたい」などの意見が寄せられ、次に開催されるセミナーへの参加意欲が感じられた。今後は、「教師みらいコース」は宮崎南高校を会場に、「ふるさと宮崎創成コース」は、330記念交流会館などを会場に11月までそれぞれ毎月1回、全5回が計画されている。

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