宮崎大学
ニュースリリース

「みやざき伝統野菜の継承~伝統野菜の魅力の発掘と発信~」セミナーを開催

2019年09月26日 掲載

令和元年9月17日(火)、宮崎大学産学・地域連携センター第26回技術・研究発表交流会において、「みやざき伝統野菜の継承~伝統野菜の魅力の発掘と発信~」セミナーが開催され、60余名が参加した。

宮崎大学地域資源創成学部食品科学研究室(山崎ゼミ)では、日頃より『宮崎伝統野菜の継承』をキーワードに宮崎県内に残る貴重な食資源を未来へと「繋ぐ」ことを目的とした研究活動を推進しており、栽培、食品加工、食育等多面的に活動している本活動関係者が一同に会した『みやざき伝統野菜の継承』セミナーとなった。

20190925_02_01.jpgまず、産学官連携事例として、みやざき伝統野菜の栄養性・機能性解析、伝統野菜の生産販売・市場応答、伝統野菜コース料理の提供、起業・伝統野菜加工品の開発、地域に眠る種苗の発掘と保存等、多岐にわたる事例が報告された。

次に、学生の主体的な取り組みである宮崎市木花保育園と連携し制作した「食材カルタ」や、実際の野菜を「見て」「触れて」「収穫して」「食べてみる」という"五感"を使って園児達に宮崎の食を学んでもらう「食育」についても紹介した。

また、プログラム内「伝統野菜を体験してみよう!」では、実際に制作した食材カルタでの遊戯、触ることが出来る伝統野菜実物の展示、開発中の伝統野菜加工品の試食等を行い、参加者からは、「カルタで子供と一緒に学びながら遊んでみたい」、「伝統野菜を食べたことが無かったが、とても美味しいものだとわかった」等の声があった。

20190925_02_02.jpg20190925_02_03.jpg20190925_02_04.jpg

プログラム全体を通しては、今後、伝統野菜をキーワードに「生産者を対象としたセミナーを開催して欲しい」、「栄養性・機能性を生かした調理実習を開催して欲しい」等の声があった。

今後も引き続き、産学官が連携して、みやざき伝統野菜の推進に資する活動を継続することとしている。

Get ADOBE READER

PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Reader(無償)が必要です。
Adobe Readerは Adobe Readerのダウンロードページよりダウンロードできます。

文字サイズ 標準 拡大


PAGE TOP

宮崎大学
MENU CLOSECLOSE