宮崎が生んだ「日本一之学者」安井息軒[1799-1876]が漢文で書いた著作を声に出して読んでみませんか。漢文があまり得意でない人のために、訓読文を用意しています。
今回みんなで読みたいのは、息軒が天保13年[1842]7月2日から8月23日まで、52日間にわたって東北地方を巡覧して著した旅日記『読書余適』です。本書は、いわば漢文の『奥の細道』、江戸時代の旅ブログのようなもので、息軒は有名な観光名所を訪ね歩いては率直な感想を述べ、旅先で遭遇したハプニングを語り、ウンチクを披露し、漢詩を詠んでいます。この授業では、息軒の漢文を読み、地図や写真でその旅路を追体験しつつ、江戸時代の旅行とはどのようなものであったのか、話し合ってみたいと思います。
分量が多いので、7月2日分から読んでいって、全8回で読めるところまで読みます。
☆ 講 師 :青山 大介(宮崎大学 学び・学生支援機構 教育企画部門)
☆ 日 程 :6月11日 水曜日 開講( 6月11日、18日、25日、7月2日、9日、16日、30日、8月6日)
☆ 時 間 :15:30~17:00(受付開始15:00~)
☆ 受 講 料:開講記念価格8,000円(8回)
☆ 定 員 :40名(先着順)
☆ 場 所 :宮崎大学 錦本町ひなたキャンパス 及び オンライン
【振込先】
宮崎銀行 清武支店
口座番号 57863
預金種目 普通預金
受取人 国立大学法人宮崎大学
フリガナ ダイ)ミヤザキダイガク
住所 宮崎市学園木花台西1-1