宮崎大学
ニュースリリース

本学語学教育センターの胡屋准教授が第16回日本独文学会賞を受賞!!

2019年08月26日 掲載

令和元年6月8日(土)、本学の胡屋武志准教授(語学教育センター)が、第16回日本独文学会賞(日本語論文部門)を受賞し、学習院大学の百周年記念館正堂にて授賞式が開催された。本賞は、一般社団法人日本独文学会が学術的立場からその学会員の優れた研究業績を評価し、公に顕彰するために、平成14年に設置した賞である。

胡屋准教授の論文「機知の思想家としてのフリードリヒ・シュレーゲル―ロマン主義詩学における歴史哲学、そしてコスモゴニーとしての批評」(『モルフォロギア』第39号所収)では、ドイツ初期ロマン派の思想家であるシュレーゲルの歴史哲学の中で機知Witzの概念が、イギリスのwitやフランスのesprit以上に広い内包を持ち、社交上のユーモアや修辞的な機能ばかりでなく、詩的創出や哲学的認識においてきわめて大きな役割を果たしていることがアレゴリーや批評、命名の観点から明らかにされ、これにより同論文は、シュレーゲルのロマン主義思想の未知の領域を開拓していると評価され、受賞に至った。

同年8月8日(木)、さらに胡屋准教授は、同賞の受賞が宮崎大学の教職員の模範となる業績とみなされたことにより学長表彰の対象となり、本学の学長室にて池ノ上克学長から表彰状を授与された。本学の教職員によるこうした活躍の積み重ねによって、今後、総合大学としての宮崎大学が有する学際的なポテンシャルがいっそう発揮され、本学がより豊かな学術的発展へと導かれ、社会貢献を実現することが期待される。

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