ニュースリリース
2019年10月09日 掲載
令和元年8月25日(日)、伊丹利明学長顧問がブラジル連邦共和国サンパウロ市で開催されたブラジル宮崎県人会創立70周年記念に出席した。
宮崎からブラジルへの移民は1914年から始まり、約4,000名が移住している。宮崎県人会は1949年9月に設立され、70年の節目を迎えたことを記念してこの式典が執り行われた。この日のためにブラジル全土から関係者が集まった。宮崎県からは宮崎県知事、県議会副議長、宮崎市副市長の他、関係団体、企業関係者など、宮崎大学も含めた31名が慶祝訪問団として式典に参加した。
記念式典の様子(伊丹学長顧問は前列左から2番目)
式典の挨拶では県人会会長から、遠く離れた故郷に対する思慕と県人会への支援に対する感謝の気持ちが伝えられた。また、式典では県人会から母県功労者への表彰状が贈呈され、長年にわたり宮崎県出身者を家族に持つ県費留学生や農業研修生の受入を行ってきた本学に対しても表彰状が授与された。これに対して伊丹学長顧問からは、本学のオリジナル焼酎「薫陶」が記念品として県人会へ贈られた。
式典終了後には、宮崎県と県人会が実施する制度を利用して宮崎県の教育機関や企業、農家などへ留学や研修で訪れたことのあるOB・OGが集まり、意見交換会を実施した。参加者達はそれぞれ自己紹介と併せて、宮崎での自分達の経験を懐かしそうに語るとともに、宮崎大学での研修や現場での実習などが大変役に立ったなどの感想も多く寄せられた。また、その時の経験を元にした受入機関に対する要望なども出された。伊丹学長顧問からは、受け入れた学生の学修や研修において十分な成果が得られるよう、大学としても様々なサポートを今後も引き続き強化したいとの発言があった。
OB・OGとの意見交換会の様子
参加者全員で記念撮影
宮崎大学ではこれからも海外の大学等の高等教育機関のみならず、海外の県人会や地方自治体等と連携しながら地域の中核的学術機関として、地方の活性化や国際化に努めていく。
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