ニュースリリース
2020年01月09日 掲載
令和元年12月20日(金)、宮崎大学連携事業における「日本語×ITインターンシップ・プログラム第4期」の修了式が挙行され、昨年10月1日から約3ヶ月に亘って本学で学んだ留学生13名に、国際連携センターの多炭副センター長より修了証書が授与された。また、臨席の就職予定企業からは、それぞれ修了生に対し、インターンシップを通じてお互いの国の習慣や考え方を知ることができ、3ヶ月間に大きな成長を見ることができたこと、これから若手社員として活躍を期待していることなど、温かい激励の言葉が寄せられた。
宮崎大学は2018年から、宮崎のIT企業、宮崎市、国際協力機構(JICA)と連携し、バングラデシュのICT人材の育成と活用を目指す連携事業「宮崎-バングラデシュ・モデル」を展開している。これは、バングラデシュにおける3ヶ月の日本語教育/IT技術研修と、それに続く本学での更なる日本語教育/企業インターンシップから成る3ヶ月の短期留学を通じて、高度なICT技術を有する外国人材の日本、特に宮崎での円滑な就業を支援するもので、バングラデシュに日本語教員2名をJICA専門家として派遣するとともに、関係機関と連携しながら短期留学生の受け入れを行っている。
修了証書授与後の様子
さらに、修了生も一人ひとり日本語で今後の抱負を語り、初めての海外生活で大きな不安を感じる中、いつも宮崎の人たちの温かさに触れて不安も解消されていった、これからの生活にも仕事にも全力で取り組みたい、との意欲が異口同音に発せられた。
修了生からのコメント
本修了生は、今年1月から県内企業6社にそれぞれ就職することが決まっており、この第4期までのプログラムにより、修了者数の累計は38名(うち宮崎県内での就職数32名)となった。
関係者全員による記念撮影
本プログラムは、地域社会が求める高度人材確保のニーズに応えると同時に、流入する外国人と共生した活力ある地域の多文化共生社会の形成に貢献できるモデルとして、全国から注目を集めている。
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