ニュースリリース
2020年02月14日 掲載
令和2年1月11日(土)、宮崎大学はミャンマー連邦共和国ヤンゴン市の野球場において、子供野球教室を開催した。
この野球教室は今回が3回目の開催となり、元埼玉西武ライオンズの岡本篤志氏(宮崎大学国際連携センター客員教授)、ミャンマー代表野球チーム、日本人駐在員で構成する野球チーム「ヤンゴンサムライズ」のご協力のもと、本学医学部学生4名(準硬式野球部所属)がボランティアとして参加して実施された。
この日は、特定非営利活動法人ジャパンハートがミャンマーで運営している児童養護施設「ドリームトレイン」のミャンマーの子供達及び日本人駐在員の子供達など約50名の児童が参加した。
参加者全員で記念撮影
野球教室に先立ち、岡本氏から今日はみんなで楽しく野球をしながら交流しましょうという挨拶があり、その後、本学の学生4人もそれぞれ自己紹介を行った。
練習はみんなでグラウンドをランニングし、準備体操で体をほぐすことから始まり、4つのグループに分かれてキャッチボールやゴロを拾う練習を行った。その後、バッティングの練習を行い、なかなかバットにボールが当たらない子もいた反面、上手なバッティングでボールを拾う大人達を走らせる場面もあった。さらに、本学の理事や副学長も一緒にランニングや、ボール拾いをするなど、野球教室の運営に一役買った。
グラブの使い方を教える学生
投球フォームを教える学生
順番に並んでボールを取る練習
バッティングのお手本を見学する子供達
1人ずつバッティングの練習
練習の最後にはミニゲームを行い、大人も子供も一緒になってチームを応援しながら世代も国も超えてスポーツを通した交流を行った。
盛り上がったミニゲームの様子
ミャンマーでは野球があまり普及していないことから、参加した子供達の中には、慣れない道具や野球の動作に戸惑う子もいたが、野球チームメンバーや本学学生の指導を受けながら練習をし、少しずつ上達していく様子が伺えた。また最初は緊張していた子供達や学生も、時間が経つうちにどんどん打ち解けて行き、言葉は通じなくても一緒に楽しめるスポーツの魅力が十分に活かされたイベントとなった。
宮崎大学の参加者(水光理事:後列右から2番目、村上副学長:後列右から4番目、岡本氏:後列右から3番目)
本学では今後も国際連携・国際協力の一環として、スポーツを通した国際交流を行っていく予定である。
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