ニュースリリース
2021年11月17日 掲載
令和3年11月17日宮 崎 大 学
野鳥糞便からの高病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)の検出について
宮崎市佐土原町で11月9日(火)に採取した野鳥糞便について、宮崎大学産業動物防疫リサーチセンター(CADIC)で鳥インフルエンザウイルス検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)が検出されました。
経 緯:11月 9日(火)・宮崎市佐土原町の調整池において野鳥糞便38検体を採取。
11月12日(金)・発育鶏卵に糞便乳剤を接種(糞便中のウイルスを増殖)。
11月14日(日)・1検体において、鳥インフルエンザウイルスを検出するHA試験が陽性、FluA簡易キットで鳥インフルエンザウイルスA型陽性を確認。・鳥取大学農学部共同獣医学科附属鳥由来人獣共通感染症疫学研究センターに結果を速報として報告すると共に、分離ウイルスと糞便検体を送付。
11月15日(月)・RT-PCR検査により鳥インフルエンザウイルスの亜型がH5、N1であることを確認。
11月16日(火)・CADIC感染症対策委員会開催。・CADICでウイルスの遺伝子解析を実施し、高病原性ウイルスの特徴であるHA開裂部位のアミノ酸配列を有することを確認。・宮崎県自然保護課長宛に結果を報告。・環境省および宮崎県はプレスリリースを行った。
※本調査は宮崎大学地域貢献戦略経費のサポートにより当センターが独自に実施しております。
問い合わせ先宮崎大学産業動物防疫リサーチセンター〒889-2192宮崎市学園木花台西1-1TEL/FAX:0985-58-7674Email:cadic@cc.miyazaki-u.ac.jphttps://www.miyazaki-u.ac.jp/cadic/
PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Reader(無償)が必要です。Adobe Readerは Adobe Readerのダウンロードページよりダウンロードできます。
PAGE TOP