宮崎大学
ニュースリリース

宮崎の食を学ぶ「もぐもぐカルタ大会」を開催

2020年01月16日 掲載

令和2110日、社会福祉法人木花福祉会 木花こども園において、宮崎の食を学ぶ「もぐもぐカルタ大会」が開催され、園児36名が参加した。

宮崎大学地域資源創成学部食品科学研究室(山崎ゼミ)では、日頃より『食の機能』をキーワードに教育研究活動を推進しており、この活動の一環として、食に対する心構えや栄養、伝統的な食文化について学ぶ総合的な教育である"食育"に取り組んでいる。

近年、子供達の食への興味関心の低下が問題となっており、実際に海外では子供達が調理前の食材の名称を答えることができないということが報告されている。今後、日本の子供たちも海外の子供たちのように、食材の名前が分からなくなる可能性があると考えられ、子供達に、食に興味を持ち、食の知識や経験・文化等を、遊びを通して育んで欲しいとの思いから、当該研究室学生が、宮崎県内の豊富な食資源を使用した『もぐもぐカルタ』を開発し、園児達に遊びと学びが融合した教材として使用頂いている。

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今回、開発した『もぐもぐカルタ』を使用し、木花こども園にて大学生主催のもぐもぐカルタ大会を実施した。園児からは、「読み札の音が面白く、食べ物のカルタなので楽しく遊べる」「ご飯を食べる時、何が入っているか見るようになった」「カルタで遊ぶ前よりも、食べ物の名前がわかるようになった」等の声が聞かれた。

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今後も、宮崎大学地域資源創成学部食品科学研究室では、食育活動を推進し、生涯を通じて、食べる力を養う素地醸成を目指していくこととしている。

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