宮崎大学
ニュースリリース

農学部田野フィールド公開講座「1泊2日の森林暮らし体験」を実施

2019年12月09日 掲載

令和元年11月30日(土)から12月1日(日)、2018年度から開始した森林暮らし体験講座に7家族25名が参加し、農学部田野フィールド(演習林)内での各種体験活動を通じて、豊かな森を守るための取組やその必要性を学んだ。

本講座は農学部技術専門員の村本康治が講師を務め、枝打ち体験・椎茸狩り体験・コマ打ち体験などを親子で一緒に取り組み、自然の大切さを再確認するとともに、親子での貴重な時間を過ごした。

13:00 オリエンテーション
参加者が全員集まって、1泊2日のスケジュールなどについて説明を受けた。

13:30 森を学ぶ
参加者全員がバスに乗って森に行き、豊かな森づくりをするための取組みや、間伐を実施している場所の見学をした。

14:00 枝打ち体験
ヘルメットと防護グラスを着用して枝打ちの体験を行った。高枝切りばさみや専用のこぎりを使って家族で林業を体験し、豊かな森を守るための苦労も知った。

15:00 椎茸狩り体験
子どもがとても喜ぶ椎茸狩り体験の時間。実際に椎茸を採ることで、どのようにして椎茸が育っているのかを知った。

15:30 丸太切り体験
大きなのこぎりを使って、丸太を切る体験。保護者の方に手伝ってもらいながら、木を切ることの難しさを体験してもらうとともに、達成感を味わった。

16:00 薪割り体験
みんな初めての薪割り体験。薪を作る大変さを体験した。

16:30 機械を使って薪割り体験
薪割りの大変さを味わった後は、機械を使った薪割りを体験。まずは人力での大変さを体験することで、機械のありがたさを感じた。
その後、ご飯を炊くためのかまど作りなどをした。

17:00 夕食準備 ①
家族全員で夕食の準備をし、メインディッシュであるカレーの他に、野菜サラダや取れたての椎茸料理を食した。
カレー作り担当・ご飯作り担当・サラダ作り担当など、家族で担当に分かれ力を合わせて夕食を作った。(写真は親子で野菜を切る様子)

17:00 夕食準備 ②
家族全員で夕食の準備をした。フィールドセンター内にある厨房を利用して調理した。(写真はカレーを作る様子)
なお、食事作りはお母さん中心となったが、皿洗いなどの片付けはお父さんが行い、お母様方はお風呂に入った。

18:00 夕食
みんなで力を合わせて作った夕食を森の恵に感謝しながら食した。
これぞまさに食育。夜は「ナイトフォレスト」。バスに乗って森を回り、野ウサギ、たぬき、アナグマなどを見ることができ、みんな楽しんで、夜の10時に就寝した。

10:00 椎茸原木コマ打ち体験
朝食もお母様方が中心となって作り、片付けも夕食同様にお父様方中心で行った。
その後、親子でコマ打ち体験。前日に取った椎茸はどのようにしてできるのかを学び、実際に2年後に自分たちが作った椎茸を食べることを楽しみに仕込んだ。完成品3本を持ち帰った。

11:00 閉校式・写真撮影
閉校式終了後、イチョウの落ち葉を振りまきながら集合写真を撮影した。

宿泊施設
宮崎大学生が実習などで利用する宿泊施設を利用。1部屋に4人宿泊できる2段ベッドが設置されている。布団は業者からレンタルする布団を利用するため、寝袋等の準備は不用。

お風呂
昔の銭湯のようなイメージで、最大10人程度同時に入ることのできる大きな浴槽とシャワーが6台設置。その他、1人用のシャワーが設置。

トイレ
トイレは改修しているため、ウォシュレット付きのトイレでとても綺麗に管理されている。

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