宮崎大学
ニュースリリース

学生・教職員にアクセシビリティリーダー2級認定証を授与

2023年03月17日 掲載

令和5年3月16日(木)、アクセシビリティリーダー2級認定試験に合格した学生・教職員に認定証が授与され、新地辰朗理事(教育・学生支援担当)から、多様な分野におよぶアクセシビリティを学んだ意欲への称賛と今後の大学内外での活躍への期待の言葉が贈られました。

宮崎大学では、令和2年度にアクセシビリティリーダー育成協議会に加入。令和3年度から学生・教職員に広く受講の案内を行い、令和3年度17人(学生13人、教職員4人)、令和4年度25人(学生16人、職員9人)が合格し、認定を受けました。今回の授与式では、令和34年度合格者の中から、8人の学生・教職員が出席しました。

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今回認定証の授与を受けた学生・教職員の受講のきっかけは「多様な学生さんと接し、支援していく上で、仕事に還元していきたいと思って受講した(学生支援部門担当職員)」、「数学や物理を専門に学んできたが、専門以外の分野も学ぶことで一定の価値観にとらわれないようにしたかった(工学部学生)」など様々で、今回の講座を通じて「看護という職業に役に立つと思って受講したが、実際には普段の生活の中にも役立てる場面が多くあることを知った(看護学科学生)」、「何かに気付く力を養い、それにより子どもを取り巻く環境を良い方に変え、誰もが居場所を見いだせる空間を作れる教師を目指したい(教育学部学生)」と、感想が述べられました。

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大学における障がい学生支援のあり方は変化し、改正障害者差別解消法(令和36月交付)では、国立大学だけでなく全ての大学において、障がい者への合理的配慮の提供が義務化されます。宮崎大学では、平成27年に「障がい者支援に関する基本指針」を定め、障がい学生支援室を設置し、学生・教職員の支援体制を強化してきました。

宮崎大学では、今後も様々な形で学生支援の取り組みを強化し、誰もが輝くことのできる多様性溢れる魅力的な大学であり続けることができるように取り組んでまいります。

アクセシビリティリーダー育成プログラムとは】
「教育課程」「資格認定」及び資格取得者(学生)を対象とした「インターンシップ」「キャンプ」で構成される総合的な人材育成・活用プログラムです。教育課程では、アクセシビリティに関連する「基礎概念」「多様性理解」「情報・環境・制度」について体系的に学び,意識・知識・経験に立脚したアクセシビリティ・コーディネートの技術・方法論を習得していきます。資格取得後はさらなる実践の場として,大学内や地域,企業でのインターンシップと,大学を超えてアクセシビリティリーダーが共に学ぶアクセシビリティリーダーキャンプが用意されています。(アクセシビリティリーダー育成協議会サイトより引用)

【関連情報】

▼宮崎大学障がい学生支援室
 https://www.miyazaki-u.ac.jp/accessibility/

▼【20213月から公開】 ~ 宮崎弁(もろかた弁)で学ぶ いつでもどこでも手話講座 ~
 https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/20213.html

▼令和4年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰について(文部科学省)
 https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/mext_00002.html

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