宮崎大学
ニュースリリース

JICA上級審議役 宍戸氏らが学長表敬訪問

2022年08月09日 掲載

2022年84日(木)、独立行政法人国際協力機構(以下、JICA)上級審議役 宍戸健一氏及びJICA九州所長 吉成安恵氏を含む関係者4名が宮崎大学長を表敬訪問しました。

本学とJICAは、開発途上国地域への国際協力事業の質の向上、国際貢献及び大学の教育・研究並びに国内の国際化の推進に寄与することを目的として、20147月に連携協定を締結。JICA側から本学国際連携センターに職員を派遣するなどの人事交流を続けていて、吉成氏も、20119月より本学国際連携センター准教授として出向した経歴を有すなど、本学とも縁の深い関係にあります。

冒頭、本学が実施しているアフガニスタンの外国人卒業生の人道支援活動に対して、宍戸氏から謝意が述べられました。同卒業生は、JICAPEACEプログラムにより、本学で学位を取得後、母国の発展に貢献してきました。また、本学が実施しているB-JTプログラム(高度ICT外国人材の就業支援事業)(*1)に話題が及び、日本語教育の大切さや地域の人々との交流の意義を共有しました。

人事交流の開始から十年以上を経て、本学とJICAは、B-JTプログラムを始めとする国際協力事業を協働してきました。これからも、シナジーの果実を享受するため、この連携の価値を確認することができ、とても有意義な会合となりました。

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前列中央左:吉成所長、前列中央:鮫島学長、前列中央右:宍戸上級審議役

▼B-JETプログラム(*1):
JICAが2017-2020年に実施したバングラデシュにおける日本市場向け高度ICT人材育成事業であり、宮崎大学も企画から参画し、日本語教育等の分野で連携。B-JETを修了したバングラデシュ人ICT技術者186名が日本へ就職し、うち53名が宮崎大学への留学を経て宮崎で就職した実績を持つことから、産官学連携高度ICT人材導入事業「宮崎-バングラデシュ・モデル」2017-2021)として、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局が自治体に向けて発行した資料「地方創生に資する地方公共団体の外国人材受入関連施策等について」(2022年3月16日付)においても、クローズアップされるなど、全国的にも注目されている事業。



▼外国人卒業生(アフガニスタン等)の人道支援にかかる寄附のお願い
 http://www.miyazaki-u.ac.jp/kikin/post-15.html

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