宮崎大学
ニュースリリース

公開講座「海外野球から学ぶ選手指導・育成研修会」を実施

2020年02月19日 掲載

令和2年2月11日(火)、宮崎大学まちなかキャンパス(宮崎市若草通りアーケード内)にて、公開講座「海外野球から学ぶ選手指導・育成研修会」を実施し、宮崎県内外から27名の受講者が集まった。

20200219_01_01.jpg講義を行う長澤助教

本講座は、平成29年度から継続して実施しており、第3回となる今回は、堺ビッグボーイズ(大阪府)で監督を務める傍ら筒香嘉智選手を始めとするプロ野球選手のサポート業務を手がける阪長友仁氏(株式会社プロスペクト)と整形外科医である長澤誠助教(宮崎大学医学部附属病院救急救命センター)が講師を務めた。

まず、長澤助教から、医学部整形外科講座が主催して例年実施している「宮崎県少年野球検診」における受診者の故障状況などについて説明があったほか、一般的に「野球ひじ」と言われる離断性骨軟骨炎を小中学生の時期に発症するケースが多く、検診を受けないまま高校生となり、手術を受けざるを得ないケースが多く発生しているなどの報告があった。

続いて、阪長氏より、2019年に日本からMLBに所属した選手が7名であったことに対し、ドミニカ共和国から152名がMLBに所属したことなどの具体的な数値を提示しながら、世界各地で活躍するラテンアメリカ諸国出身の選手を「身体能力の違い」「ハングリー精神の違い」と表現されることが多いが、実は、彼らの活躍の根底にあるものは日本人にもできる「選手指導・育成方法の違い」が最も大きな要因であるとして、ドミニカ共和国における練習や試合の様子を、ビデオを用いて比較しながらわかりやすく解説がなされた。

また、韓国・台湾・アメリカ・ラテンアメリカ諸国における試合のあり方(リーグ戦)や使用されているバット、投球制限について、日本と比較しながら、日本の学童野球や高校野球において組織的に球数制限を導入していくことの必要性や反発係数の高い金属バット使用を見直す必要性を訴えた。

20200219_01_02.jpg講義を行う阪長氏

将来教師になることを考えている受講者(大学生)からは、「高校野球の監督となり、甲子園に出場させることが夢だったが、目先の勝利だけではなく、さらにその先の選手の将来の活躍までを見据えた指導法を学んでいく必要があることに気付いた」と感想が述べられた。

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