ニュースリリース
2020年03月02日 掲載
令和2年2月10日(月)、『きんかんタブレットチョコレート』『きんかんボーンクッキー』の紹介を行うため、宮崎大学学長への表敬訪問を行った。
今回の表敬訪問で紹介した商品2種は、地域資源創成学部 地域産業創出コースの山崎有美研究室(食品科学)の第1期生、坂元亜美さんの卒業研究テーマ「宮崎完熟きんかん「たまたま」の機能性及び加工特性解析」の成果物であり、『きんかん』の機能性を生かした食品として、株式会社シエナ・シノ「野菜果実Lab」の、篠原有紀子代表取締役と共同で、"ギルト・フリー※"をテーマに開発した。
きんかんには、ビタミンCやビタミンE等の栄養素が豊富に含まれることが知られており、実際に「宮崎完熟きんかん「たまたま」は、栄養機能食品として販売されている。その他にも、きんかんには、鮮やかなオレンジ色の成分であるβ-クリプトキサンチンが含まれている。β-クリプトキサンチンには様々な生理機能が報告されており、特に骨粗鬆症に有効であるとして、温州ミカンでは機能性表示食品として販売されている等、注目を集めている成分である。今回、「きんかん」の機能の中でも、含有成分であるβ-クリプトキサンチンに着目し、同成分と相性の良いチョコレートを選定した。
訪問時には、本商品に対し学長から「きんかんの特性を生かした商品である」「非常においしい」といったご意見・感想をいただくことができた。また、『きんかん』のさらなる健康機能や可能性の話も伺うことができた。
今回の表敬訪問でいただいた意見を参考に、今後の『きんかん』研究により一層力を入れ、『きんかん』の認知度向上に寄与する加工品開発を行っていく。
※ギルトフリー・スイーツ:美容や健康に良い等の理由から、罪悪感を感じることなく食べられるスイーツのこと
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