ニュースリリース
2021年01月21日 掲載
本学医学部の徐岩教授を中心とする研究グループは、人工核酸を用いて標的タンパク質である血液凝固因子トロンビンに強く結合能を有するアプタマーの開発に成功した。 核酸アプタマーは一本鎖のDNAまたはRNAから構成され、標的に特異的に結合する分子である。
核酸アプタマーを用いた創薬及び医療応用の開発は進められ、医薬品として既に実用されるものもあり、今後、心筋梗塞や脳梗塞などの血栓症に効果を有する創薬及び医療応用に期待される。
この研究成果は、アメリカ化学会のJ.Med.Chem誌に掲載され、表紙にも選ばれた。
徐岩教授研究室のメンバー(後列左から2番目、徐岩教授)
〇J.Med.Chem(ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー)掲載論文https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.jmedchem.0c01711
〇宮崎大学医学部 機能制御学講座 物質科学分野 研究室ホームページhttp://www.med.miyazaki-u.ac.jp/MMCCHEM/
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