宮崎大学
ニュースリリース

宮崎大学公開講座「世界の野球事情」を実施

2021年05月18日 掲載

令和3年4月28日(日)から、Zoom を利用したオンライン形式で、日本とは全く異なる世界各地の野球事情について、国内外に発信するユニークな講座を実施している。

本講座は、宮崎大学がJICA国際協力機構などをはじめとする海外におけるスポーツの普及活動を進める機関と連携しながら、世界各国で野球の指導経験がある日本人を講師に招き、年間20回シリーズで実施するもので、スリランカ、ブルキナファソ、コスタリカ、タンザニア、オーストリア、フィジーと、世界を飛び回るこれまでに例のない講座となっている。

第1回目のスリランカ編(4/28開催)は、アジア野球連盟審判長の小山克仁氏のプレイボールの発声の後、日本スリランカ野球友好協会関係者3名が講師を務め、「Playball Since 2002 -内戦・爆弾テロ事件を乗り越えて-」と題して、内戦中だった2002年に初代JICA野球隊員が派遣されてから、今日に至るまでの20年間の同国における野球の発展について、当時のナショナルチームの練習で利用していたグラウンドに、犬・牛・イグアナなどの様々な動物が出てくる様子を、写真などを交えながら説明がなされた。

第2回目はブルキナファソ編(5/12開催)では、日本プロ野球選手会事務局長の森忠仁氏のプレイボールの発声の後、元JICA海外協力隊野球隊員で、現在は北海道ベースボールリーグ代表を務める出合祐太氏が講師を務め、2008年に初代野球隊員として派遣され、野球人口20名程度の状況から、東京オリンピック予選に位置づけられる西アフリカ大会に参加するまでの過程を、苦労話しを交えながら説明され、両講座ともに、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地から約100名が視聴した。

今後も、毎月第2第4水曜日の19:00-20:30を基本として実施し、第3回目は5月26日(水)にコスタリカ編を実施する。既に、9月末までの10講座(前期開講分)は定員に達したために、申込を終了しており、後期開催分は令和3年9月末を目処に申込受付を開始する予定としている。

20210518_01_01.jpg

司会を務める宮崎大学の後田氏

20210518_01_02.jpg

ブルキナファソ編の講師を務めた出合氏

20210518_01_03.jpg

日本プロ野球選手会事務局長の森氏

20210518_01_04.jpg

当時のグラウンド

宮崎大学公開講座「世界の野球事情」日程 (  )内は講師名 ※日程は変更になることがあります。

【前期】

  第1回:2021428日(水) スリランカ(後田剛史郎氏 ほか)
 第2回:2021512日(水) ブルキナファソ(出合佑太氏)
 第3回:2021526日(水) コスタリカ(越智揚水氏 ほか)
 第4回:20216 9日(水) タンザニア(友成晋也氏)
 第5回:2021623日(水) オーストリア(坂梨広幸氏 ほか)
 第6回:2021714日(水) フィジー(持田貴雄氏 ほか)
 第7回:2021728日(水) バングラデシュ(渡辺大樹氏)
 第8回:2021825日(水) ニカラグア(阿部翔太氏)
 第9回:20219 8日(水) ウガンダ(田中勝久氏)
 第10回:2021922日(水) ハンガリー(小川真吾氏)
 

【後期】

  第11回:20211013日(水) ネパール(小林洋平氏 ほか)
  第12回:20211027日(水) 南スーダン(友成晋也氏)
  第13回:20211110日(水) インドネシア(野中寿人氏)
  第14回:20211124日(水) ジンバブエ(堤尚彦氏)
  第15回:2021128日(水)  タイ(青山功氏) 
  第16回:20211222日(水) ブラジル(大見翔氏 ほか)
  第17回:2022112日(水)  ポーランド(坂元克己氏)
  第18回:2022126日(水) ボツワナ(中村藍子氏)
  第19回:202229日(水)  ベトナム(北堀学氏)
  第20回:2022223日(水) 総括(阪長友仁氏)

Get ADOBE READER

PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Reader(無償)が必要です。
Adobe Readerは Adobe Readerのダウンロードページよりダウンロードできます。

文字サイズ 標準 拡大


PAGE TOP

宮崎大学
MENU CLOSECLOSE