宮崎大学
ニュースリリース

現役県議会議員が若者に語る「きらきら政治考(特別版)」を実施

2021年05月27日 掲載

宮崎大学は、現役の宮崎県議会議員2名を講師に招き、政治を身近に感じてもらい、宮崎の将来を考えてもらうきっかけをつくることを目的に、対面形式とZoom を利用したオンライン形式で、宮崎県内の大学生や高校生を主な対象とした「きらきら政治考(特別版)」を2回シリーズで実施し、オンライン参加を含めて130名以上が参加した。

本講座は、宮崎大学地域デザイン講座が主催し、県内市町村や県議会事務局などと連携しながら実施するもので、これまでも政治家や行政機関幹部を講師に迎え実施してきた。

第1回目(4/28開催)では、本学卒業生である丸山裕次郎議員が講師を務め、学生時代の新歓コンパや大学祭で神輿を担いだときのこと、1年間休学してアメリカコロラド州での農業研修に参加したことなどの思い出を語った。また、宮崎県の高齢化率や医療費の総額の変遷についてグラフを用いて説明し、宮崎の将来を1人でも多くの人が自分事として考えていくことの必要性を訴えた。

第2回目(5/17開催)では、野崎幸士議員が講師を務めた。同議員は、東京の大学を卒業後、地元である宮崎市に帰郷し、そこで出会った和太鼓に魅了された。貯金を切り崩して60万円もする和太鼓を購入して、毎晩山奥に行き、1人で太鼓をたたき続きけて腕を磨き続け、初めての舞台となった津軽三味線奏者であった重信優氏との共演で、千人近い観衆の前で急遽日本一大きなバチを使用し、持ちこたえられずにバチを落としてしまったことと、その時の観客の反響の様子などを、臨場感溢れる語り口で若者に訴えかけ、「自分で限界を決めてはいけない」と、本年1月に逝去した恩人である重信氏を思い起こしながら涙ながらに語った。また、当時、市町村合併の是非について揺れていた清武町議会議員(現在は宮崎市に合併)として初当選した際に、ぶれない判断をするために深夜まで必死で勉強したエピソードや宮崎県議会議員選挙に出馬するも落選した苦いエピソードを交えながら、諦めないことや継続することの大切さを訴えかけ、高校生や大学生からも多くの質問が寄せられた。

宮崎大学では、今後も様々な団体と連携しながら各種講座・イベントを企画するとともに、それらをオンライン形式で配信することで、県内の高校生や大学生などに広く学びの機会を提供していくこととしている。

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講師を務めた丸山裕次郎議員

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講師を務めた野崎幸士議員

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