宮崎大学
ニュースリリース

地域デザイン講座特別セミナー「宮崎大学企業フォーラム JA宮崎経済連編」開催

2021年11月12日 掲載

 令和3年11月11日(木)、JA宮崎経済連から事業戦略部長の長埜憲敏氏を含む4名をお招きし、宮崎大学企業フォーラムを開催しました。創立330交流記念会館の会場では対面形式で地域資源創成学部1年生95名を含む約130名が受講したほか、Zoomを利用したオンライン形式では、宮崎県内の高校生や市民の皆様など33名が受講しました。

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↑ 会場の様子

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↑ 開会挨拶:淡野副学長(産学・地域連携担当)

 本フォーラムは、宮崎大学地域デザイン講座が主催し、本県を拠点に成長を続ける企業などについて学生に知ってもらうことなどを目的に実施するもので、これまでも「旭化成株式会社」「安井株式会社」「くしまアオイファーム」「デンサン」などの地元企業の現役の開発者、研究者、会社幹部などを招き、企業の現実、実態を語る講師を努めていただいています。今回の開催で2018年からの開催数が11回を迎え、受講者は累計で860名を超えました。JA宮崎経済連は3年連続の開催で、今回の講演テーマは『JA宮崎経済連のSDGs~持続可能な社会実現をめざして~』として講演頂きました。

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↑ 講演いただいたJA宮崎経済連関係の皆様

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↑ 佐久間渓 営農部営農振興課調査役

 はじめに、長埜憲敏事業戦略部長から、「JA宮崎経済連のSDGsへの取組み」と題して、SDGsを方針の柱に「JAらしさ」・「JAならでは」や「食料安全保障」の観点を大事にしながら、化学肥料の削減や自然エネルギーなどを有効活用しながら持続可能な農業の継続・実現を目指している旨の説明がありました。また、生産者の高齢化や耕作放棄地の増加などの全国的な課題の解決にも向き合いながら、2050年までを見据えた経営戦略を打ち立てながら、JAそのものの経営基盤を強化することで、宮崎県の農業を守り続ける取り組みについて講演いただきました。

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↑ 森田博之 宮崎県農協果汁()管理部長

 続いて、具体的なSDGsに係る企業活動の紹介として、営農部営農振興課調査役の佐久間渓氏から「新たな施設園芸を目指して」、酪農飼料部飼料養鶏課長の日高大輔氏から「飼料事業におけるSDGsの取組み」、宮崎県農協果汁株式会社管理部長の森田博之氏から「サステナブルな循環型事業の実現に向けた取組み」と題して講演いただき、宮崎大学をはじめとする様々な機関と連携しながら、環境に配慮した持続可能で地域に貢献できる事業展開をしている状況が説明され、最後に、フリーディスカッションの時間が設けられ、多くの学生から質問が寄せられて大盛況のうちに終了しました。

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↑ 閉会挨拶 片岡理事(研究・企画担当)

 宮崎大学では、これまでもJA関連企業と様々な形で連携をしており、2018年には宮崎県農協果汁(株)と本学の共同開発商品として、日向夏の成分を入れたドリンクの販売が開始されました。また、2019年9月に本学木花キャンパスにある産学・地域連携センター内に「JA宮崎経済連宮崎大学オフィス」を設置するなど、ますます密接な連携を深めています。

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↑ 参加者に配付されたお土産

 今後も様々な団体と連携しながら各種講座・イベントを企画するとともに、それらをオンライン形式で配信することで、県内の高校生や大学生、一般市民に広く学びの機会を提供しながら、地元企業の魅力発信に努めてまいります。

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↑ 会場前方の展示ブース

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