学部の紹介

学部長メッセージ

教育学部長 戸ヶ﨑 泰子
教育学部長 戸ヶ﨑 泰子
教育学部長 戸ヶ﨑 泰子
教育学部長 戸ヶ﨑 泰子
 宮崎大学教育学部は、明治17(1884)年に宮崎県師範学校として設立されて以来140年の歴史を有する学部です。140年間、教員養成に一貫して取り組むとともに、時代の変化に即応する形で人文社会系や地域文化などに強い関心を持つ人材を数多く輩出してきました。そして、平成28(2016)年度に地域資源創成学部が設置されてからは、教員養成に特化した教育学部として再スタートを切りました。現在は、小中一貫教育コース、教職実践基礎コース、発達支援コースの3つのコースからなる学校教育課程のみの学部となり、平成20(2008)年度からスタートした大学院教育学研究科(教職大学院)と連携をして、地域で活躍できる教育実践力を備えた教員の養成に力を入れています。また、令和5(2023)年度には、宮崎県の教員を積極的に養成する「宮崎県教員希望枠」の入試を拡充しました。  現在、教員の仕事の大変さがクローズアップされ、働き方改革を推し進めていくことが喫緊の課題だと言われています。子ども一人ひとりに向き合い、未来を切り拓く力を育てる教員の仕事は、確かに大変な側面があります。しかし、子どもたちが目を輝かせながら学びを積み重ねる姿を目にするとき、教師の仕事の魅力を再確認することでしょう。本学部では、それぞれの学生が抱く教師像を実現にすべく、さまざまな分野を専門とする教授陣が、皆さんの学修をサポートしています。もちろん、みなさんの自主的な学修活動も可能です。まずは宮崎大学教育学部では、どのような学修ができ、どのような学生生活をおくることができるのかを体験しに来てください。  ところで、教育学部の果たす役割は教員養成だけに限りません。時代に対応した教育を子どもたちに提供し続けるためには、「学び続ける教師」の具現化が求められます。つまり、教育学部には、大学院への現職教員派遣研修をはじめとする「教員研修」を通して、教員の教育実践力の高度化を支える使命があります。加えて、学校と地域を活性化させることも期待されています。私たち、教育学部・教育学研究科の教員は、それぞれの多様な専門性を活かして、学校・地域と確かな連携を築きながら、新しい時代の担い手を育て、地域を盛り立てていきたいと考えています。教育や地域の課題解決に向けて、一緒に取り組んでいきましょう。


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