大学案内
新年明けましておめでとうございます。皆様、健やかに穏やかな新年を迎えられたことと心からお慶び申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年末に、補正予算として国立大学法人への一定額の補助金が閣議決定され、衆議院で成立しました。法人化後、初めてのことです。一昨年、「国立大学法人はもう限界です」という声明を国立大学協会が出して以来、国会議員の方々や全国知事会からのご支援をいただき、風向きが変わりつつあるように思います。今回の補助の多寡は別にして、本当に有難いことです。これは、別の観点から捉えると国立大学法人への期待であり、やるべき責務を果たすべし、という強い要請でもあります。すなわち、令和7年の中教審で示された「知の総和」の向上と高等教育の再構築を進めるように、との要請です。知の質を高め、少子化を見据えた規模に適正化し、地域の中にあっては高等教育へのアクセス最適化を図ること、です。したがって、地域の活性化、それを支える人材を輩出すべき宮崎大学も、これらの点を踏まえて、さまざまな改革を進めて行く必要があります。是非、各部局ではそれぞれが持つ社会課題と時代の要請に基づいて、「知の総和」の向上とそのための再構築を継続して実行してください。
さて、英国の哲学者、トーマス・カーライルの言葉に、「われわれの大切な任務は、遠くにぼんやりとしたものを見ることではなく、はっきりと手元にある事柄を行うことである。」という箴言があります。これは、ぼんやりとした将来像を検討することも重要ながら、実際には、目の前にあるやるべき仕事に集中し、誠実に実行することの重要性を説いています。 現在、われわれの目の前にあるやるべき仕事は、まず、第4期中期目標に基づく計画を着実に実行することです。 その中には、ミッション実現戦略経費で実行するプロジェクトをしっかりと行い、想定を超える成果を上げることも含まれています。また、各学部、部局が、教育、研究、社会貢献、国際貢献などに関して独自に設定した目標に関しても、十分に達成することです。勿論、高等教育コンソーシアム宮崎、SPARC、世界展開力事業、錦本町ひなたキャンパス活動、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業、先端研究推進本部を中核としたフロンティア、CADIC、GX研究センターの総合的な活性化、国際機構の活性化も重要事項です。第4期中期計画も5年目に入ろうとする本年は、殊更、目の前にあるやるべき仕事に集中し、着実に成果を上げる必要があります。それがひいては第5期の評価に繋がる重要事項でもあります。
世界が大きく動く中、宮崎大学も大きな影響を受けます。社会の流れと、時代の要請を真摯に受け止め、明るい未来を作るべく、着実に頑張っていきたいものです。本年が、皆様にとっても、宮崎大学にとっても、そして宮崎の地域全体にとっても素晴らしい1年になりますよう祈念して、仕事始めの挨拶と致します。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2026年1月5日宮崎大学長 鮫島 浩
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