宮崎大学
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令和8年度宮崎大学入学式告辞(令和8年4月3日)

令和8年度入学式
告辞

 

本日ここに、ご来賓の皆様を始め、関連各位をお迎えし、令和8年度の入学式を挙行出来ることを心から嬉しく思います。 新入生の諸君、入学おめでとう。

今年は1,409名の新入生を迎えることができました。宮崎大学を代表して、心から、祝福の言葉を贈ります。
また、この日を待ち望んでおられたご家族をはじめ、関係者の皆様も、さぞかしお喜びのことと存じます。重ねて、お祝い申し上げます。

 宮崎大学は、遡ると140年余の歴史があり、現在では5つの学部、7つの大学院、3つの機構を持つ総合大学です。またキャンパスは、木花キャンパス、清武キャンパスを中心に、県内各地に多くの関連施設やフィールドを持っています。これらの全てを十分に活用し、大学生活を堪能してください。

さて、新入生諸君は、これから始まる大学で何を学ぶのでしょう。
一言で云うと、高校までは「教科書を学び」ますが、大学では「教科書を書き改めるために学ぶ」、といえます。学びのレベルが、高校までとは全く異なることを認識してください。
大学では、温故知新、すなわち、長年にわたる知の蓄積の上に、新たな知を生み出すことを主な目的としています。知のレベルは、極く細やかなものから、ノーベル賞に値する大きなものまで、極めて幅広いものです。この知の創造、真理の探求に加わることの素晴らしさ、楽しさを在学中に味わって欲しいと思います。
その中で、学問の師、人生の師に出会える幸運に恵まれる人もいるでしょう。そのような出会いを大切にしてください。

同様に、生涯の友人を得ることも大切です。
人生において、「益するものの三友あり」といいます。直なるを友とし、諒なるを友とし、多聞なるを友とするは益するなり、と論語に謂います。まっすぐな友人、義理堅い友人、博識の友人を持つことは、人生において多いに益するところであり、豊かな人生を送るために得難い存在となります。

幸いなことに、大学内には、ダイバーシティに富んだ、多種多様な教授陣や、ユニークな教職員、背景の異なる多くの在学生、また、県内の大学の学生とも出会うことができます。それに加えて学内には、関連する企業の方々や、地域の住民も数多く出入りしています。多様な背景を持つ学生が教職員や関係者と混ざり合うことで化学反応が起こり、興味深い活動が起こるとともに、人間関係が生み出されています。
是非、さまざまな出会いを求めて、色々なことに積極的にチャレンジして下さい。そして生涯の財産となる知識を身に付け、学びの師と、素晴らしい学友を得るよう努力してください。チャレンジする過程で、勿論、失敗もあります。それもまた重要な学びの過程です。失敗をも楽しみながら、多くの学びに挑戦し、宮崎大学を満喫してください。

宮崎大学のスローガンは「世界を視野に、地域から始めよう」です。このスローガンのもと、われわれは地域との連携を強固にして、教育、研究、地域貢献、国際貢献、地域医療を展開しています。そして、その成果を世界に向けて発信する大学でありたいと考え、学生と教職員が一丸となって日々努力を重ねています。本日、宮崎大学の一員に加わった諸君のこれからの活躍に期待しています。また、皆さんが、宮崎大学に入学してよかった、ここで学べてよかった、と思えるよう、われわれ教職員も協力したいと思っています。

この入学を機に、一度、『宮崎大学は、なぜ、宮崎にあるのか』という、哲学的な問いについても考えてください。
それは、宮崎の中にある唯一の国立大学として地域からの信託を受け、それに呼応するように宮崎を力強く支援するところにあります。すなわち、宮崎大学と宮崎は運命共同体である、と言えます。地域から評価され、地域の人々から信頼されなければ、宮崎に立脚する大学としてのわれわれの存在意義は薄れるでしょう。新入学生諸君も、宮崎大学の一員として、宮崎大学の看板を背負っているという確固たる自覚を持ち、日々の活動に取り組んで欲しいものです。

現在、世界情勢は不安定化し、時代の大きな変革期にあると言わざるを得ません。宮崎大学はいかなる社会情勢にあっても教育、研究、地域貢献、国際貢献を続けていかなければなりません。この大学の目的を達成するためには、学問の自由を確保しつつ、地域に根ざした大学としての機能を保ち、世界の平和に貢献しながら、世界を視野に、新しい時代に向けた大学の行動を続けていく必要があります。
新入学生諸君が、宮崎大学が掲げるこのビジョンを共有し、「世界を視野に、地域から始めよう」のスローガンのもと、宮崎大学の新たな歴史の一歩を着実に踏み出してくれることを期待しています。

新たに宮崎大学の学生となる諸君の大学生活が、有意義で、楽しいものとなるよう、また、素晴らしい学問の師と学友に囲まれるものになるよう、心から祈念し、学長の告辞とします。

令和8年4月3日 
宮崎大学長 鮫島 浩

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