宮崎大学
ニュースリリース

ベテラン教師が教師の卵に情熱を注入 ~ 第2回ひなた教師セミナーを実施 ~

2023年05月19日 掲載

令和5年5月17日(水)、宮崎県内で小学校教員を目指す宮崎大学の学生が参加する「育成プログラム」の一つである「ひなた教師セミナー」が行われ、1・2年生合計30名の学生が受講しました。

2回目となった今回は、教員経験19年のベテランである甲斐淳朗主査(宮崎県教職員課人材育成担当)が講師を務め、「宮崎県の小学校教員の魅力を理解しよう!」というテーマで、自らの実戦経験をもとに、「授業はみんなでつくる!」「授業は真剣勝負!」「授業はドラマ以上のドラマ」という構成で熱のこもった話を展開。授業開きや卒業式、男女の仲を円滑にするための方法論から、手作りのお面をかぶって歴史上の人物になりきって行う授業など、生徒の興味を引きつける授業実践例に受講した学生も驚いた様子でした。

受講した学生からは、「小学校教師の魅力を改めて知ることができた」、「教員になりたいという気持ちがさらに高まった」などの声が寄せられ、セミナーの最後に、甲斐主査から「みなさんには小学校教師の資質が大いにある。愉しく、真剣に教師を目指して頑張ってください」とエールが送られました。

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講師の甲斐淳朗主査
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セミナーの様子

「ひなた教師セミナー」は、宮崎大学教育学部と県教育委員会が連携し、「小中一貫教育コース小学校主免専攻『宮崎県教員希望枠』」の学生を対象に令和4年度から開始された全国的にも珍しいプログラムで、今年度が2年目を迎えます。宮崎県教員希望枠で入学した学生は、1年次から宮崎県内の学校現場を視察するプログラムがあるほか、実践的な内容を1年次から段階的に学びます。また、1年間に2回の県教委職員と大学教員とによる個人面談が設けられるなど、きめ細かなサポート体制を兼ね備えた独自の育成プログラムにより、高い実践力とリーダーシップを身につけ、卒業後は本県の小学校教員として、即戦力として活躍することが期待されています。

今後も宮崎県教育委員会の教育政策課、義務教育課、特別支援教育課、生涯学習課、人権同和教育課など幅広い部局から協力をいただき、セミナーが行われる予定となっています。

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