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ニュースリリース

竹下伸一准教授が「2023年度農業農村工学会優秀論文賞」を受賞

2023年09月08日 掲載

2023年8月29日(火)、2023年度(第72回)農業農村工学会が愛媛大学城北キャンパス南加記念ホールで開催され、農学部森林緑地環境科学科の竹下伸一准教授が執筆した論文「山腹水路の迂回度指標の提案」(2021年度農業農村工学論文集掲載)が優秀論文賞に輝きました。

竹下准教授は、農学部と地域資源創成学部の有志の教員で組織された宮崎大学ジアス研究会(代表:西教授(地域資源創成学部))の一員として、2015年に世界農業遺産に認定された宮崎県高千穂郷・椎葉山地域を対象に様々な調査研究を実施しています。その中でも特に、高千穂を中心とする地域に多く存在する山腹用水路(地元では山腹用水路と呼ばれる)の特性や、地域のおける価値等について、頻繁に現地を訪れて地道に調査研究を重ねてきています。

これらの成果の一つが、今回受賞対象となった論文「山腹水路の迂回度指標の提案」にまとめられていて、先人が多大な労力を投じて建設・管理してきた山腹水路の実態を数値的に表現することで、日本独自の伝統文化の保全とともに、中山間地インフラに対する新たな価値創出にもつながる貴重な成果であるとして、高く評価されました。

この論文の内容は、20231月にNHK総合で放送され、竹下准教授も案内人として出演された「ブラタモリ高千穂編」の中でも、触れられていました。本当におめでとうございます。今後の更なる活躍を期待しています。

受賞写真_竹下.jpg

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