ニュースリリース
2023年07月12日 掲載
宮崎大学医学部医学科の佐藤克明教授(免疫学)は、白血球の一種である樹状細胞に発現する新たな免疫チェックポイント分子「マウスClec4A4/ヒトCLEC4A」の阻害によりがんに対する免疫応答を増強する仕組みを明らかにしました。さらに、この成果を応用することで、がんに対する新たな免疫治療法の開発につながる可能性が期待できます。本研究成果は2023年7月11日(米国時間10:00、日本時間23:00)に米国癌学会誌の『Cancer Immunology Research』にオンライン速報版で公開されました。【発表のポイント】●マウス「Clec4A4」とヒト相同分子「CLEC4A」は免疫チェックポイント分子としてがん免疫応答を抑制する●マウス「Clec4A4」とヒト相同分子「CLEC4A」の阻害はがん免疫応答を増強する●がんの新たな免疫治療法開発へ手がかりとなる
▽詳細はこちらから▽・プレスリリース 2023/7/5https://www.miyazaki-u.ac.jp/public-relations/20230705_01_press.pdf
【原論文情報】掲載紙:Cancer Immunology Research論文タイトル:Clec4A4 acts as a negative immune checkpoint regulator to suppress antitumor immunityURL:https://doi.org/10.1158/2326-6066.CIR-22-0536
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