宮崎大学
ニュースリリース

県内における教師の安定的確保を目指す ~ 都城西高と教育学部・教育学研究科が高大連携協定を締結 ~

2024年02月29日 掲載

2024年2月28日(水)、宮崎大学教育学部・大学院教育学研究科と宮崎県立都城西高等学校は高大連携協定の締結式を行いました。

これは、早い段階から教師という職業の魅力を伝え、教師を目指す生徒を増やすことで、県内における教師の安定的確保を目指すほか、高校生と大学生・大学教員との関わりを増やすことで、高校生により広い視野を持ってもらうことを目的としています。

全国的に教師のなり手不足が深刻化するなか、文部科学省が発表した令和5年度(令和4年度実施)教員採用試験(都道府県教育委員会実施分)の小学校教員志願倍率は、全国平均で過去最低の2.3倍となっています。また、中学校および高等学校における志願倍率も低下傾向にあり、各都道府県では教員採用試験日の前倒しや複数化など、様々な取り組みを行っていますが抜本的な解決には至っていません。

締結式において、藤井良宜教育学部長は、「(2016年度から他県に先駆けて)宮崎南高等学校を拠点に、教師みらいセミナーを実施して、大学教員が高校に出向き、教師の魅力を伝える取り組みをしてきた。今後は都城西高等学校に県西地区の拠点となっていただけるようにしっかり連携していきたい」と抱負を語りました。

宮崎大学教育学部では、2022年度から、県教育委員会と連携して「小中一貫教育コース小学校主免専攻『宮崎県教員希望枠』」を設置しており、令和6年度入学からは20名増員となり、1学年140名の定員となります。

宮崎大学教育学部が、県内の高等学校と連携協定を締結するのは、宮崎県立宮崎南高等学校に続いて今回が2例目です。今後も、様々な機関と連携しながら、人材育成に努めてまいります。

写真左:荒武校長、右:藤井学部長
写真左:荒武校長、右:藤井学部長
集合写真
集合写真

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