ニュースリリース
2025年11月26日 掲載
2025年11月12日(水) ~ 2025年11月14日(金)、第52回国際核酸化学シンポジウム(ISNAC2025)は、50年以上の歴史を有する国内最大規模の核酸化学分野の国際会議として、このたび初めて富山で開催されました。
本シンポジウムには、核酸化学の基礎から核酸医薬、核酸を基盤としたナノテクノロジーまで多岐にわたる研究に携わる大学・企業の研究者に加え、20カ国以上から多数の海外研究者が参加し、活発な議論が行われました。
今回、若手研究者を対象とした「若手優秀講演賞(大塚賞) "ISNAC Outstanding Oral Presentation Award for Young Scientist in 2025"には多数の応募があり、王詩宇さんが受賞しました。
王詩宇さん(医学部・生命分子科学分野 研究員)は、「クリック・トゥ・リリース反応」を用いた新しい核酸操作技術の研究を発表しました。本技術により、DNAおよびRNAの高次構造を高精度かつ制御可能に操作することが可能となり、優れた直交性と生体適合性を併せ持つ点が高く評価されました。これらの成果は、核酸の構造と機能の理解をさらに深めるとともに、新たな応用展開に寄与することが期待されています。なお、本研究成果は英国科学誌「Nucleic Acids Research」に受理され、プレスリリースとしても公開されています。このたびの受賞、誠におめでとうございます。
今後のさらなるご活躍を大いに期待しております。
【関連情報】▼第52回国際核酸化学シンポジウム日本核酸化学会第9回年会https://web.apollon.nta.co.jp/isnac2025/general_information.html
▼研究室ホームページ(王詩宇さん所属)医学部機能制御学講座 生命分子科学分野http://www.med.miyazaki-u.ac.jp/MMCCHEM/
▼医学部生命分子科学分野所属の留学生、王詩宇さんが国際学会で優秀ポスター賞を受賞!https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/edu-info/post-1084.html
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