宮崎大学工学部環境・エネルギー工学研究センターの永岡章准教授を中心とした研究グループは、名古屋工業大学とBeijing Computational Science Research Centerとの国際的な共同研究により、化合物半導体の一つであるCdTe(テルル化カドミウム)中の詳細な欠陥構造を解明しました。本成果は、これまで30年間支持されてきた理論とは異なる新たな実験的な知見であり、太陽電池といったデバイスの変換効率向上を加速させることが期待できます。 本研究成果は、4月17日付で米国化学会が発行する権威ある学術誌「Journal of the American Chemical Society (JACS)」のオンライン版に掲載されました。