宮崎大学
ニュースリリース

「宮崎-バングラデシュ モデル」において「外国人 防災・生活ワークショップ」をまちなかキャンパスで実施

2019年12月03日 掲載

令和元年122日(月)、宮崎大学は「宮崎大学まちなかキャンパス」(宮崎市若草通りアーケード内)において、来年1月から就職予定の企業による授業見学に合わせて、企業関係者も参加しての「防災ワークショップ」を実施した。留学生13名、企業等の関係者13名が参加した。

宮崎大学は、宮崎市、宮崎市内ICT企業、およびJICAと連携して、バングラデシュから高度ICT人材を獲得するプロジェクト「宮崎-バングラデシュ モデル」を進めている。このプロジェクトでは、バングラデシュで3か月間、およそ100倍の競争を勝ち抜いた若手ICT技術者が本学派遣の日本語教員のもとで日本語を学んだ後、宮崎大学でさらに3か月、日本語と企業でのインターンシップの研修を行い、日本国内で就業する。2018年は19名が本学に留学し、うち16名が宮崎県内に就業している。2019年も既に5名が県内ICT企業等へ就職した。10月からは新たに13名(うち10名は県内企業へ就職予定)が留学し、日本語学習等に励んでいる。

外国人が来日して地域に居住する際、日本語能力によらず、日本に多い台風や地震などの自然災害に対する知識や備えが十分ではないことが多い。また、日頃から外国人従業員の生活支援を気にかけている企業にとっても、突発的な災害などへの対応は困難となる。そこで、地震や津波などの災害発生時の対応、災害への備えとしての非常食や非常袋等について説明し、参加する留学生、企業参加者らで意見交換を行った。また、バングラデシュ人にはイスラム教徒が多いことから、イスラム教で禁止されている豚などを含まない非常食や、避難所で気を付けるべきことなどを学び、互いに情報を共有した。

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講師による防災の説明

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災害時の対応について学ぶ

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防災備品に関する意見交換

また、文化の違いによる生活上でのトラブル防止として、隣人とのコミュニケーションや、トラブルになりやすい事項、また隣人の日本人がトラブルを起こした際の対応などについても意見を交わし、学んだ。

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生活上のトラブルへの対応に関する意見交換

今回の講義は、外国人が日本で生活する際に、日本語コミュニケーション力に加えて必要な非常時の対応、留意点を学ぶとともに、相互理解等を深めるために実施された。実施後、研修を受ける留学生からは「災害への備えにいろいろあることを知った」「知らないことが多かった」などの声が聞かれた。また、企業等の日本人参加者からも「(外国人雇用時には)相互に知っておかねばならない文化や伝えるべき日本事情がある」「彼/彼女らの文化・慣習も知り、日本で生活する際に何が障壁になるかを考えるきっかけになった」など、高い関心を得た。

今後、外的要因としての国際化が進む中で、宮崎県も流入する外国人の支援、多文化の地域共存、相互理解などが求められる。今後、引きつづき行政や企業等とも連携して、地域の高等教育機関としての役割を果たしていきたい。

▼まちなかキャンパスで開催するイベントをさがす
http://www.miyazaki-u.ac.jp/facilities/related-facility/machinaka-campus.html

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