4年ぶりの市民総踊りを国際色豊かに　 ～ 外国人留学生が中心市街地を踊り歩く ～

2023年08月01日 掲載

 

２０２３年７月２９日（土）、宮崎市で開催された「まつりえれこっちゃみやざき２０２３」のイベントの１つである「市民総踊り」に、宮崎大学の外国人留学生、その家族及び国際連携機構の教職員合わせて約３０名が参加しました。

「市民総踊り」は、宮崎県内の様々な企業、団体、グループから約３０００名が参加し、「じょうさ節」、「のさん節」、「サンバいもがらぼくと」の３曲に合わせて踊りながら市街地を練り歩くものです。新型コロナウイルス感染症対策に伴い、過去３年は実施されませんでしたが、今年から満を持して復活しました。

△ テンポの良いステップで「サンバいもがらぼくと」を踊る松田リーダー（国際連携課）

留学生達は、事前に行われた学内練習会で、各振付けに日本の伝統的な農作業の動作などが盛り込まれていることや、「いもがらぼくと」とはどういう意味かなどについて教職員から学びながら、踊りの練習に参加。当日は、各出身国のミニ国旗と、大学オリジナル手ぬぐいを身にまとい、沿道の観客からの声援を受けながら、全員元気よく踊りきることができました。

参加した留学生からは、「日本のお祭りを体感でき、良い思い出となった」、「観客からの声援や拍手がうれしかった」、「踊りの振り付けに込められた意味を知ることができ、興味深かった」等の感想が寄せられるなど、えれこっちゃみやざきへの参加を通じて、実際に五感を使いながら日本文化への理解を高めることができました。

宮崎大学では、今後も留学生に対して宮崎県内の様々な催し等への積極的な参加を促すことで、留学生本人のみならず、地域において相互の異文化理解促進につながるよう尽力して参ります。