宮崎大学
ニュースリリース

宮崎大学履修証明プログラム「B-JET Advanced Course」に留学中のバングラデシュICT技術者の8名が宮崎市長を表敬訪問

2022年06月23日 掲載

令和4年6月22日(水)、宮崎大学が宮崎市およびICT企業等と連携してバングラデシュの若い優秀なICT技術者の育成・導入を主導する「宮崎-バングラデシュ・スタイル」の一環で、(株)新興出版社啓林館の寄附講座を運営基盤に実施する履修証明プログラム「外国人ICT技術人材育成プログラム:B-JET(Bangladesh - Japan ICT Engineers' Training program) Advanced Course」に短期留学中のバングラデシュICT技術者8名が清山知憲宮崎市長を表敬訪問しました。

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△歓迎する宮崎市役所職員の皆さん


8名は今月8日に宮崎に到着していて、現在は、宮崎大学の教員などから日本語や日本文化の講義を受けながら市内企業等でインターンシップを行っており、6月末に同プログラムを修了後は、宮崎市および県内の企業に就業予定です。表敬訪問では、清山市長が「母国を離れて不安や心配があろうかと思いますが、今後羽ばたいていくこと、活躍していくことを心から願っています」と歓迎の言葉と述べ、ホサイン・サザッドさんがB-JET生を代表して清山市長に対して日本語で「宮崎はとても住み心地が良い場所、景色がきれいで人はとても親切。宮崎の人たちとビジネスを盛り上げるために頑張っていきたい」と抱負を述べました。

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△歓迎の言葉を述べる清山市長


宮崎大学は、本事業をより強固な連携のもとに進めていくことを目的として、令和4年5月30日(月)にBJIT Group(東京、バングラデシュ・ダッカ)、グローバルギークス株式会社(BJIT Group)、株式会社B&M(宮崎市)などと事業実施に関する協定ならびに覚書の締結式を実施したばかりです。

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△抱負を述べるサザッドさん

宮崎大学では、今後も産学官連携を強化しながら、5年間実施してきたB-JET(*1)および「宮崎-バングラデシュ・モデル」を更に発展・深化させた「宮崎-バングラデシュ・スタイル」として人材導入を通じて地域の国際化を図りながら、事業で蓄えた経験と人材を基軸に宮崎市、地域ICT企業等と共に日本(宮崎)とバングラデシュの双方向型の経済交流を加速化させてWin-Winの関係を構築することを目指した新たなJICA草の根技術協力事業:B-MEETを展開していき、宮崎の地域と産業の国際化と更なる活性化に貢献します。


(*1) B-JETプログラム:
JICAが2017-2020年に実施したバングラデシュにおける日本市場向け高度ICT人材育成事業であり、宮崎大学も企画から参画し、日本語教育等の分野で連携。B-JETを修了したバングラデシュ人ICT技術者186名が日本へ就職し、うち53名が宮崎大学への留学を経て宮崎で就職した実績を持つことから、産官学連携高度ICT人材導入事業「宮崎-バングラデシュ・モデル」(2017-2021)として、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局が自治体に向けて発行した資料「地方創生に資する地方公共団体の外国人材受入関連施策等について」(2022年3月16日付)においても、クローズアップされるなど、全国的にも注目されている事業。

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▼B-JET及びB-MEETの事業における産学連携に関する協定および覚書の締結式を実施
http://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/b-jetb-meet.html

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