ニュースリリース
2023年10月29日 掲載
令和5年10月26日(木)、カセサート大学附属高校(タイ)の生徒7名、宮崎北高校の生徒7名に宮崎大学を訪問していただき、英語による模擬授業、研究施設の見学等を実施しました。
カセサート大学と宮崎大学は大学間交流協定を締結しており、これまで数多くの共同研究、学生交流を重ねてきました。今回は、宮崎北高校が姉妹校であるカセサート大学附属高校との交流事業として、10月22日から28日の間に実施する「宮崎北-タイ・カセサート大学附属高校交換留学プログラム」の一環で、日本での大学生活を体験する事を目的に訪問するものです。
はじめに、明石理事(人事・基金・SDGs担当)、村上副学長(国際連携担当)への表敬訪問が行われ、明石理事から生徒へ歓迎の挨拶を述べました。続いて、英語による大学紹介映像を視聴し、その後、宮崎大学で学ぶタイからの留学生の状況、将来どの様なことを学び、どの国で働きたいかなどについて意見交換を行いました。
続いて、農学部にて英語での模擬授業及び施設見学が行われました。参加した生徒は、食と腸内細菌の関係性に関する授業を熱心に聞き取っていました。また、施設見学では、研究室に在籍するタイ出身の留学生から生徒へ、実験機器の使い方、研究室での過ごし方等について説明しました。
昼食時には大学食堂にて、カセサート大学附属高校を卒業し、宮崎大学へ在学中の留学生14名とのランチ交流会が行われました。卒業生からは大学での過ごし方、日本(宮崎)での生活に関する事、日本とタイとの違いなどに関する話題で盛り上がりました。
午後からは工学部及び地域資源創成学部を訪問しました。工学部では最新の画像認識及びAI学習を活用した研究内容、宮崎の地の利を活かした太陽光エネルギーの利活用に関する見学を行ないました。
地域資源創成学部では、日本の大学特有のシステムであるゼミでの研究の進め方や、授業以外の様々なイベントの紹介などを通し、大学に入ってから何を取り組みたいかのイメージを持つ重要性について、教員及び学生と活発な意見交換が行われました。
訪問した両校の生徒からは「広いキャンパス内で様々な施設や研究内容を見ることができて充実した時間だった。」、「大学生活をより充実させるために英語の重要性が分かった。」などの感想が寄せられるなど、実際に大学を訪問し、体験することで多くの気づきを得ていただきました。
宮崎大学では今後も地域と国際をつなぐ様々な交流事業を継続して推進して参ります。
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