ニュースリリース
2020年02月17日 掲載
令和2年1月30日(木)、独立行政法人国際協力機構(JICA)副理事長の越川和彦氏が、池ノ上学長を表敬訪問した。越川副理事長からは、国際協力に携わる人材の確保が課題となっている現状や、本邦中小企業や大学が有する技術・ノウハウを開発途上国に導入することで我が国経済の発展と途上国の開発を両立することの重要性が紹介され、本学との連携に対する感謝と期待が示された。池ノ上学長からは、地域への貢献に重点を置く大学として、グローバルな視野を持ち地域で活躍しうる人材の育成への様々な取り組みが紹介されるとともに、更なる連携強化への意欲が述べられた。宮崎大学とJICAとは、アジア地域での技術協力や研修員・留学生の受入れなど、幅広い連携の実績がある。特に、2017年から展開する、バングラデシュICT人材の育成と活用にかかるプログラム「宮崎-バングラデシュ・モデル」は、地域社会が求める高度人材確保のニーズに応える意欲的な取り組みとして、全国的にも注目されている。
池ノ上学長と越川JICA副理事長
翌1月31日(金)、市内KITENビルにおいて、JICA九州主催によるセミナー「地域経済の活性化と外国人材の受入~中小企業の視点から~」が開催され、企業や自治体の関係者など約50名が参加した。パネルトークには、本学国際連携センターの伊藤健一准教授がモデレーターとして登壇し、JICA事業を活用して海外展開を図る企業の事例報告に基づく議論をとりまとめるとともに、上記「宮崎-バングラデシュ・モデル」の成果と教訓を紹介した。参加者からは、今後の人材確保に際しての重要なヒントが得られたなどのコメントが多く寄せられた。
パネルトークを進める伊藤准教授
今後もJICAとの連携強化を通じた本学のミッションの達成が期待される。
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