ニュースリリース
2025年02月07日 掲載
2025年2月2日(日)、宮崎県庁県電ホールにて外国人住民による日本語スピーチコンテスト(主催:公益財団法人宮崎県国際交流協会)が開催され、一般の部14名、学生の部9名が参加しました。来場者が見守る中、参加者たちは、テーマである「みやざき」について口々に、日々の生活で触れた宮崎の人の温かさや自然の豊かさなどの感じたことを発表し、満席の会場は笑みと拍手にあふれました。本学からは1名、教育学研究科の教員研修留学生でブルキナファソ出身のサヌ・サリアさんが参加し、留学生の部で最優秀賞を獲得しました。
サリアさんは、自国の子供たちに伝えて国をより良くしたいと、日本の道徳教育を学んでいます。わずか1年ほどの日本語学習歴ながら、「あかるい みどりの きゅうけいじょ」と題して、宮崎での祭りの参加や学び、経験のすべてが、自分の人生という道程における素晴らしいひと時であることを語りました。また、宮崎で感じた人の和から、「宮崎にもいくつかの課題があることは知っています。しかし、こんなにも人々が一致しているのなら、どんな問題もきっと乗り越えていけるでしょう。」と落ち着いた力強い声と表情で述べ、その瞬間、会場は静謐な雰囲気と感動に包まれました。サリアさんは、3月には留学期間を終えて帰国します。これからは、その暖かな人柄で、宮崎で学んだことをブルキナファソの子供たちに伝えることと思います。将来、宮崎とブルキナファソとの絆が育まれていくことが期待されます。
▼外国人住民による日本語スピーチコンテスト開催:宮崎県国際交流協会 https://www.mif.or.jp/news/11242/
▼外国人住民による日本語スピーチコンテスト募集:宮崎県国際交流協会 https://www.mif.or.jp/news/11103/
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