ニュースリリース
2025年07月08日 掲載
2025年7月2日(水)、ウクライナ情勢特別講演を宮崎大学附属図書館にて開催し、オンライン形式を含めて約70名の皆様にご参加いただきました。
ロシアによるウクライナ全面侵攻が始まって4年が経過しました。ロシアによるウクライナ全面侵攻は、1万人を超える民間人死者をはじめウクライナ1国に甚大な損害を与えたことはもちろん、国際情勢の不安定化の先駆けともなりました。そうしたウクライナでの戦争をはじめ、世界の情勢を自分事として捉える一つの機会としたく、本講演会が企画されました。
まず、イヴァン・フランコ記念国立リヴィウ大学の学生であるボルスク・オレクサンドラさん(国際関係学部2年)が、「戦時下の大学生活と日本からの学び」と題して、ウクライナ中部の都市、ベルディチフから、参加者の多くと同じ大学生の目線から、オンライン形式でお話いただきました。
また、キーウ・モヒーラ・アカデミー国立大学准教授のコヴァル・ドミトロ准教授(国際法研究者)は、「ウクライナ戦争 - 国際社会の責任と講和の展望 -」と題して、戦争犯罪の責任を問うための国際法的枠組みについて講演いただきました。
参加者からは、「ニュースとは違う視点からウクライナ情勢について学ぶことができた」「恵まれた状況で学修できていることに改めて感謝したい」といった感想が寄せられ、ウクライナ情勢や世界の紛争について見つめ直すきっかけになったのではないかと思います。
宮崎大学では、「世界を視野に、地域から始めよう」のスローガンのもと、今後も関係機関と連携しながら、国際協働に繋がる取組を進めてまいります。
【関連記事】▼ウクライナ情勢に関する学長メッセージ【2022年3月9日】https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/notice-info/post-792.html
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