ニュースリリース
2025年09月17日 掲載
2025年9月9日(火)、国立大学留学生指導研究協議会(COISAN)が主催する夏期セミナーが宮崎大学木花キャンパス 地域デザイン棟にてハイブリッド開催され、約30名(オンライン含む)の皆様にご参加いただきました。
COISANは、国立大学法人の留学生指導(アドバイジング)担当関係者が、留学生関係の諸問題について、自由に情報や事例及び意見を交換するとともに、留学生に関する幅広い研究を相互に連携して推進することを目的として、平成8年(1996年)5月に設立された組織です。
今回は、COISANで初めての地方開催企画として、国立大学の留学生指導における近年の現場での課題や好事例について、「国立大学の留学生受入・支援、その先へ」と題して開催されました。宮崎大学国際連携センターの伊藤健一准教授がモデレーターを務めながら、瀬尾匡輝氏(茨城大学准教授)、村上和弘氏(愛媛大学教授)、米本和弘氏(東京学芸大学准教授)の3名のパネリストと、留学生受入れから教育、日本語支援、卒業・就職支援に至るまでの課題と取り組みについて情報の共有と意見交換を行いました。
続く第2部では、参加者がグループに分かれ意見交換を行い、留学生支援の取り組みとして、「大学と地域社会の連携強化」「留学生と日本人学生の交流機会の拡充」「卒業後のキャリア支援の体系化」などが課題として挙げられ、今後の国立大学における留学生支援の方向性を確認する機会となりました。
参加者からは「各大学の事例を知り励みになった」「今後のネットワークづくりにつなげたい」といった声が寄せられ、本セミナーは国立大学における留学生支援について現場の知見を交わし、今後を考える有意義な場となりました。
また、セミナーに先立ち、イスラーム文化研究交流棟(イスラミックセンター)や国際交流宿舎をはじめとする宮崎大学木花キャンパス内の外国人留学生支援関連施設を訪問していただき、宮崎大学における特色ある留学生支援についても見識を深めていただきました。
宮崎大学では、今後も大学間での交流を通して、より良い留学生支援に取り組んでまいります。
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