ニュースリリース
2021年12月01日 掲載
2021年11月22日、宮崎大学農学部は、中華人民共和国の青島農業大学植物医学学院、江漢大学医学院との間で、さくらサイエンスプログラム*によるオンライン交流会を実施しました。
本プログラムは、2020年度採択分のプログラムとして採択されていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて2021年度に繰り越したものの、収束には至らなかったためオンライン形式での実施となりました。
当初のプログラムは、タイのカセサート大学農学部・教養学部と大韓民国のソウル市立大学校自然科学大学を含め4ヶ国5大学の学生が集うプログラムを計画していましたが、都合がつかず中国の2大学の参加のみとなりました。
今回のオンラインプログラムでは、当初からメインに据えていた学生の英語での研究発表が行われ、農学分野だけでも、植物遺伝育種学、植物保護学、植物医科学、植物栄養学に関連する発表がありました。さらにCOVID-19感染症を引き起こすSARS-CoV-2の研究などの医学分野の発表も行われ、発表内容は多岐にわたりました。
▲写真:植物遺伝育種学分野の発表
オンラインということもあり、学生間の活発な議論とまではなりませんでしたが、双方の学生たちにはよい経験となったと考えられます。
宮崎大学では、今後とも国際化の推進を図ることで、国際社会で活躍できる人材の育成を目指すとともに、研究力向上に向けた取組を進めて行きます。
▲写真:植物保護学分野の発表
*さくらサイエンスプログラムは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の支援を受けて実施するもので、海外の若者を日本に招へいし、日本の科学技術を体験していただく事業として、本学では毎年多数の案件が採択されていて、その数は全国トップクラスです。
▼農学部応用生物科学科ホームページ https://www.miyazaki-u.ac.jp/abs/news/2022/02/post-37.html
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