宮崎大学
ニュースリリース

創作ダンスの力で廃校になっても校歌を残したい ~第17回キッズデザイン賞を受賞~

2023年08月24日 掲載

令和5年8月23日(水)、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が、「第17回キッズデザイン賞」受賞作品258点(応募数398点)を公表し、コンテンポラリーダンスカンパニー「んまつーポス」と対馬博物館(長崎県)、一般社団法人namstrops(宮崎大学発ベンチャー企業)の3者で企画・実施した「創作ダンスで校歌を残すプロジェクト」が受賞作品に選ばれました。

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△ 佐護笑楽校 (旧対馬市立佐護小学校)にて

キッズデザイン賞は、子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・サービス・空間・活動・研究を対象とする顕彰制度で、「子どもたちが安全に、そして安心して暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から、子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組む優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に創設されました。(同協議会ホームページより抜粋)

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△ 対馬市立乙宮小学校にて

このデザインの中心を担った「んまつーポス」は、高橋るみ子氏(一般社団法人namstrops代表理事/宮崎大学産学・地域連携推進機構客員教授)、豊福彬文氏(宮崎大学国際連携センター客員研究員)、野邊壮平氏(透明体育館きらきら/国際こども・せいねん劇場みやざきエグゼクティブディレクター)および児玉孝文氏(MIYAZAKI C-DANCE CENTER代表理事)が2006年に設立した団体で、アートとスポーツの境界域で教育・アート活動を展開しています。

2019年には、宮崎市内に体育館と劇場を一体にした施設をオープン。昼間は保育のための空間を、夜と週末は地域の子どもと大人のための鑑賞空間として利用することで、地域環境による子どもの芸術体験の格差を解消することを目指したユニークな取り組みは、「場」の持つポテンシャルを引き出したて非常に特徴的であると評価され、KIDS DESIGN AWARD 2019 経済産業大臣賞(受賞部門:子どもたちの創造性と未来を開くデザイン / クリエイティブ部門)を受賞しています。

今後、最終審査が進み、優秀作品に選出されれば、六本木アカデミーヒルズいて表彰式が行われることから、同団体の更なる活躍が期待されます。

【関連情報】
▼創作ダンスで校歌を残すプロジェクト詳細
 URL:(対馬博物館HP): https://tsushimamuseum.jp/event/1345/
 URL:(受賞作品概要) : https://a1e48c5a-7a9e-4cd8-9fa6-b35523d57a14.filesusr.com/ugd/15c577_288f5d5da9804dd8a8474909111a5b6f.pdf

▼宮崎大客員教授・客員研究員を中心に構成するグループが第13回キッズデザイン賞経済産業大臣賞を受賞
 https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/13.html

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