宮崎大学
ニュースリリース

B-JETの高大連携事業「B-JET CAFE」が 「日本-バングラデシュ外交関係樹立50周年事業」として認定

2023年01月16日 掲載

宮崎大学では、2017-2021 年に実施の産官学連携高度ICT人材導入事業「宮崎-バングラデシュ・モデル」における、JICA技術協力プロジェクト「日本市場をターゲットとした ICT 人材育成プロジェクト(B-JET Bangladesh-Japan ICT Engineers' Training Program)」において、渡日前日本語教育、留学・インターンシップによるバングラデシュの優秀なICT技術者の地域企業への就業を支援しています。2021年にはJICAB-JETを承継して宮崎大学履修証明プログラム「外国人ICT技術者人材育成プログラム(B-JET Basic Course / Advanced Course)」を立ち上げ、新たに「宮崎-バングラデシュ・スタイル」として国際・地域連携の人材育成事業を行っています。

今回は、これらの産学官連携の取り組みを地域の高校教育へ展開した、新しい高大連携教育事業『高大連携 ICT 活用相互学習プログラム「B-JET CAFE」』が、外務省が進める「日本-バングラデシュ外交関係樹立50周年事業」として認定されました。

s-スクリーンショット (105).jpg

海外で実施するB-JETでの渡日前日本語教育と、宮崎県内高校での英語教育は、いずれもアウトプット(日本語/英語の話者と直接、会話・交流する時間)の機会が少ないという同じ課題を抱えていました。そこで、日本語を学ぶバングラデシュのICT技術者であるB-JET研修生と外国語とその文化を学ぶ宮崎県立高千穂高校の生徒が、自分の住む地域について英語・日本語・ベンガル語等を用いてコミュニケーションを行い、互いの地域をそれぞれの外国語で紹介する動画を協働して製作することで、主体的なアウトプットの機会を提供し、併せて学びを深めることで双方の課題解決に役立てています。

B-JET修了生の一部は宮崎に就業し、将来は高校生らの隣人や同僚、地域社会の仲間になる可能性から、本プログラムは 将来の宮崎における多文化共生の縮図を先取りしたものです。

なお、これらの交流を通じて製作された動画は宮崎大学B-JET公式チャンネルで公開しています。

s-スクリーンショット (107).jpg

宮崎大学では、今後も地域の企業・自治体・NPO法人等などと連携を深めながら、独自の海外ネットワークや教育事業を地域に還元することで、次世代人材の育成や活力ある地域づくりに貢献できるよう努めてまいります。

宮崎大学B-JET公式You-tubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCju7HEATBXa7mMg4nSkgvCg

「宮崎-バングラデシュ・モデル」及び「宮崎-バングラデシュ・スタイル」の概要
 https://www.miyazaki-u.ac.jp/kokusai/intl-cooperation/index.html

宮崎大学履修証明プログラム「B-JET Advanced Course」に留学中のバングラデシュICT技術者の8名が宮崎市長を表敬訪問(2022.6.22
 http://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/international-info/b-jet-advanced-courseict8.html

▼B-JET及びB-MEETの事業における産学連携に関する協定および覚書の締結式を実施(2022.5.30) 
 http://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/b-jetb-meet.html

Get ADOBE READER

PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Reader(無償)が必要です。
Adobe Readerは Adobe Readerのダウンロードページよりダウンロードできます。

文字サイズ 標準 拡大


PAGE TOP

宮崎大学
MENU CLOSECLOSE