ニュースリリース
2019年12月25日 掲載
令和元年12月19日(木)、地域デザイン棟にて宮崎大学発ベンチャー「株式会社Smolt(スモルト)」が資金調達及び事業計画等にかかる記者会見を実施した。
独自のサクラマスの循環型養殖を行う同社は、宮崎大学発ベンチャー企業の8社目として令和元年5月29日に認定され、宮崎大学の学生発ベンチャーとしては第1号となる。代表取締役は宮崎大学大学院農学研究科2年上野賢さん。
同社のビジネスモデルは、上野さんが所属する内田研究室によるサクラマスの研究結果が事業化されたもので、上野さん自身が、平成29年9月に開催された第1回宮崎大学ビジネスプランコンテストにおいて、学長賞を受賞したことが設立の契機となっている。
会見には、上野さんをはじめ、この度同社に出資するGxPartners LLP Managing Partner & COOの中原健氏と宮銀ベンチャーキャピタル株式会社 代表取締役の原田正純氏、宮崎大学として、國武副学長(産学・地域連携担当)、農学部内田教授、地域資源創成学部土屋講師が出席し、それぞれの立場から出資理由や、大学における学生の起業に関する支援、サクラマスの研究結果等が説明され、最後に上野さんから、循環型養殖により、3年後には国内最大規模となる10~20トンのサクラマスの出荷量を目指す今後の事業計画等が公表された。
記者会見に出席した(左から)原田代表取締役、中原Managing Partner & COO、上野代表取締役、國武副学長、内田教授、土屋講師
事業計画を説明する上野代表取締役
宮崎大学では、今後ますます「ベンチャー創出力強化」や「チャレンジ精神にあふれる人材の創出」に力を入れていくこととしている。
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