ニュースリリース
2025年10月14日 掲載
令和7年10月4日(土)、「第6回宮崎・学生ビジネスプランコンテスト」(主催:UMKテレビ宮崎、宮崎銀行、宮崎大学)をメディキット県民文化センター(宮崎市)にて開催し、コンテスト関係者も含め約250名の方にご来場いただきました。本コンテストは、平成29年度(2017年度)に初開催して以来、毎年継続して実施しています。令和2年度(2020年度)からは、宮崎県内の高等教育機関に在籍する学生にも門戸を広げる形で「宮崎・学生ビジネスプランコンテスト」と改称し、今回が宮崎大学学生ビジネスプランコンテストを含めると9回目の開催となります。
△ 参加学生、協賛企業様、審査員の皆様との集合写真
決勝プレゼンテーションまでには、全3回の「プランtoビジネス」やプレゼンテーション力向上講座といった、学生の想像力やチャレンジ精神、自ら考え解決する能力などアントレプレナーシップ醸成のための教育プログラムをオンラインを交え、4月から10回以上実施し、宮崎大学をはじめ宮崎公立大学・宮崎産業経営大学・宮崎国際大学・都城工業高等専門学校からのべ269名の学生さんに参加いただきました。また、今年度より宮崎県内の各高等教育機関にて実施されている単独ビジコンの上位入賞者へ、みやざきビジコンへのシード権を付与する制度を実施し、最終的に県内外の7大学から49名27組から選ばれた9組が決勝プレゼンテーションに進むことになりました。決勝プレゼンテーションでは、大切な思い出になる花(花束)から色と香りを抽出し香水にして記憶と共に残すプランや、小型で安価なピーマンの選別機「せんかちゃん」や探傷装置の実用化に関するプラン、大学生目線で大学の魅力を高校生向けに発信するプランなどが提案されました。
最終的に、「剪定ロボット開発班~南国リゾートの景観を守る~」を提案した都城工業高等専門学校機械電気工学専攻2年の坂本真偉夢さんが代表を務めるチームが最高賞となるグランプリに選ばれました。
坂本さんをはじめとして4人で構成されるこのチームは、南国宮崎の景観の一つであるワシントニアパームの剪定にAIを搭載したロボットを活用するプランを提案。現在かかっている人員・期間・危険性を大幅に軽減できるロボットの作成に取り掛かっており、県内企業とコラボし宮崎県の技術力のアピールに繋げ、将来は海外展開も視野に入れていると言います。実際に困っている企業からの課題提供と本チームの発想力・技術力で、より具体的で魅力のあるプランであり、審査員からも非常に多くの賞賛を集めたことに加え知的財産権の保護に関するアドバイスも飛び出していました。今回の宮崎・学生ビジネスプランコンテスの開催にあたって、協賛・サポートをいただいた26社の企業様、審査員を務めていただいた6名の皆様、ご後援いただいた8つの団体様、本学とともに共催いただいたUMKテレビ宮崎様・宮崎銀行様には心より御礼申し上げます。宮崎大学では、今後も、地域自治体や企業の皆様からのご支援をいただきながら、宮崎県内の高等教育機関に在籍する学生に対する起業家教育と学生の挑戦を後押しすることで、地域社会から必要とされる人材の育成に努めてまいります。
〇グランプリ:(同時受賞:九州電力賞、株式会社風来軒賞、米良電機産業株式会社賞)都城工業高等専門学校機械電気工学専攻2年坂本真偉夢さん(代表者)都城工業高等専門学校機械電気工学専攻1年瀬戸山悠貴さん(共同提案者)都城工業高等専門学校機械工学科3年大薗嘉友さん、髙森来時さん(共同提案者)「剪定ロボット開発班~南国リゾートの景観を守る~」
〇宮崎大学賞:(同時受賞: 株式会社SUNAO製薬賞) 宮崎大学農学部応用生物科学科3年古賀紅葉さん(代表者)宮崎大学農学部応用生物科学科4年今西笑美香さん(共同提案者) 「The Day~記憶に咲く~」
〇You & UMK賞: 宮崎公立大学人文学部国際文化学科1年安藤百香さん 「Omusubi~出逢いまで最短ルート。人×飲食店のマッチング~」
〇宮崎銀行賞:都城工業高等専門学校機械電気工学専攻2年坂本真偉夢さん(代表者)都城工業高等専門学校機械電気工学専攻1年瀬戸山悠貴さん(共同提案者)都城工業高等専門学校機械工学科3年大薗嘉友さん、髙森来時さん(共同提案者)「剪定ロボット開発班~南国リゾートの景観を守る~」 〇審査員特別賞: 宮崎大学工学部工学科1年清水桃香さん(代表者)宮崎大学工学部工学科1年松井りささん(共同提案者)宮崎大学工学部工学科1年作本優奈さん(共同提案者) 「Campus Scope~未来の自分に選択肢を~」
〇審査員特別賞:(同時受賞: SCSKニアショアシステムズ株式会社賞)宮崎公立大学人文学部国際文化学科3年西府美羽さん 「SHIGAN(視眼)~見えない個性と能力を可視化~」
〇株式会社ソラシドエア賞宮崎大学工学部応用物質化学プログラム4年吉野那々実さん(代表者)宮崎産業経営大学法学部法律学科4年稲田雅人さん(共同提案者)「Solo Sync~"今ヒマ"から始まる、新しいひとり時間革命~」
〇株式会社マルイチ賞宮崎国際大学比較文化学科1年串間小優季さん(代表者)宮崎国際大学比較文化学科1年小濱杏果さん(共同提案者)「JobToWork~まずは job(職)を得て、将来は work(生き方)を作る~」
〇宮崎梅田学園株式会社賞、宮崎日機装株式会社賞都城工業高等専門学校機械工学科4年福重敦基さん(代表者)都城工業高等専門学校機械工学科4年木脇優仁、津留昇希さん、稲葉 功真さん、西村 瑠翔さん(共同提案者)都城工業高等専門学校機械電気工学専攻1年飯盛圭亮さん都城工業高等専門学校物質工学専攻2年福島武さん「ピーマン選別機「せんかちゃん」と「探傷装置」の実用化~農業の選別作業をChange~」
〇ポスターセッション・オーディエンス賞:宮崎大学地域資源創成学部地域資源創成学科4年黒田里玖斗さん(代表者)宮崎大学地域資源創成学部地域資源創成学科4年我如古幸都さん、井上希さん、森陽菜さん(共同提案者)「感謝の気持ちが、今、届く、Tip Now~日本にチップ文化という新たなビジネスモデルを。~」〇JAみやざき賞:決勝進出者全員に与えられました〇決勝審査員の皆様(五十音順)植村剛直 氏(株式会社サザビーリーグ ビジネスデベロップメント事業部シニアプロジェクトマネージャー)かめもと きえ 氏(合同会社KAMENOCO 代表)津野 省吾 氏(ベータ・ベンチャーキャピタル株式会社 ファンドマネージャー)福井 俊平 氏(Archetype Ventures Managing Partner)山岐 真作 氏(株式会社ソラシドエア 代表取締役社長)山口 泰久 氏(株式会社インターユニバーシティ・ベンチャーズ 代表取締役)
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