ニュースリリース
2024年05月27日 掲載
この度、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が公募した「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」に、本学が申請した「宮崎大学の高度異分野融合性を活用した次世代研究者支援プロジェクト」が採択されました。
本プログラムは、博士後期課程学生による挑戦的・融合的な研究を支援し、優秀な博士人材が様々なキャリアで活躍できるように研究能力の向上を目指す事業です。
宮崎大学は2つの異分野融合型の大学院博士後期課程(農学工学総合研究科(2007年設置)および医学獣医学総合研究科(2010年))を設置しており、分野の垣根を越えた融合型研究が進んでいます。この異分野融合型大学院に基づいた研究体制や強固な産学官連携体制による人材育成システムに基づいて「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」に申請したところ、これまでの実績やきめ細やかなキャリア支援を行う計画が高く評価され、令和3年度(2021年度)に採択を受けました。そして令和3年10月から次世代研究者支援室を設置して本事業を推進しています。令和5年度までに、延べ35名の博士後期課程の学生を支援してきました。今回リニューアルして「宮崎大学の高度異分野融合性を活用した次世代研究者支援プロジェクト」を申請したところ、無事に採択を受けました。令和8年度までの3年間で延べ41名の博士後期課程学生の支援が可能となります。令和6年度は14名の大学院博士後期課程学生(新規分は5名)に月額18万円の研究奨励費に加えて40万円~70万円の研究費を支給して、研究に専念できる環境を提供します。
▼令和6年度(2024年度)春 新規採用学生一覧
今後も、本学の強みを伸ばしながら、本プロジェクトにおいて実施してきた高度なキャリア開発・育成コンテンツを生かして、厳しい競争的環境においても負けない強さとトランスファラブルスキル(*1)を身につけた次世代研究者を輩出していきます。そしてこのことが、我が国の科学技術にイノベーションを起こすことができる人材の育成につながると考えています。
△(左から)SANTIWIJAI MUNGKORNPANさん、住吉竹千代さん、池田室長、SWE ZIN LINN HTETさん、藤城耕陽さん、大中健登さん
(*1)本学が定義するトランスファブルスキル ① 対課題スキル:最終目的からステップを組み立てるプロジェクトメイク ② 対自己スキル:自ら積極的に課題解決に取り組むマインドセット:プロジェクトマネージャー的資質 ③ 対人スキル:相手に正しく効果的に伝えるプレゼンテーション能力・コミュニケーション能力・交渉力
▼宮崎大学の高度異分野融合性を活用した次世代研究者支援プロジェクト詳細は以下URLをご覧ください。 https://www.miyazaki-u.ac.jp/jisedai/project.html
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