ニュースリリース
2025年08月08日 掲載
令和7年8月6日(水)、宮崎大学生協食堂 多目的スペースにて、株式会社九州築地、有限会社木下水産、ASC JAPANによるフリートークセッションが研究・産学地域連携推進機構主催で開催されました。
このイベントは、宮崎県産のASC認証マダイ「しまうら真鯛」をテーマに、次世代を担う大学生に持続可能な海の未来について学ぶ機会を提供するものです。ASC認証(Aquaculture Stewardship Council認証)は、自然環境や地域社会と調和した水産養殖を認める国際的な制度です。
フリートークセッションでは、販売業者の株式会社九州築地 代表取締役 築地 加代子氏、地元の養殖業者として有限会社木下水産 取締役専務 木下 拓磨氏、ASCの川田 直美氏が登壇し、ASC認証の取り組みの実際や、その意義、地元の養殖業者がASC認証取得に向けて取り組んできた背景を紹介。認証が地元の水産業や社会に与えるポジティブな影響について熱く語られました。また、クイズ大会やパネル展示、学生が楽しみながら学べる多彩なコンテンツが用意され、持続可能な水産業の重要性について直接語りかける機会となりました。しまうら真鯛の試食では、地元の「しまうら真鯛」を使った握りが振る舞われ、その味わいを体感してもらうことも出来ました。
イベント終了後、参加した学生からは、「ASC認証が水産業の未来や環境にどれほど大事か理解できた」「地元の養殖業者の努力を近くで知ることができ、感動した」といった声が多数寄せられました。
今回のイベントを通じて、学生たちが持続可能な海洋資源の未来について考えるきっかけとなり、地元産業への理解と関心を深めることができたのではないでしょうか。関係者の皆さま、そして会場に足を運んでいただいた皆さま、誠にありがとうございました。
宮崎大学は、これまで以上に自治体や企業等との連携を深めながら、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に資する取り組みを推進してまいります。
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