ニュースリリース
2021年11月30日 掲載
令和3年11月27日(土)、一般社団法人国立大学協会との共催で「九州地区 防災・減災シンポジウム in 宮崎 2021 ~ニューノーマルにおける防災・減災を考える~」をオンライン形式で開催しました。
開催挨拶を行う片岡寛章理事・副学長
シンポジウムの趣旨説明を行う稲垣仁根教授
宮崎県をはじめとする九州地区では、地震や火山、豪雨等の自然災害が毎年のように発生している状況で、自然災害による人的・物的被害軽減は喫緊の課題となっていることから、本学では、大学院農学工学総合研究科に防災環境研究センターを設置しました。(平成23年度)
本シンポジウムは、同研究センターを中心に、防災・減災に関する最新の学術研究成果を地域社会に還元することを目的として開催したもので、まず、長崎大学名誉教授の高橋和雄氏が「豪雨災害の巨大化と防災・減災対策の再考」と題して講演を行いました。
第一部講演 高橋和雄長崎大学名誉教授
続いて、宮崎大学医学部附属病院感染制御部長の髙城一郎氏が「新型コロナ時代の避難所における注意すべき感染症と感染対策」と題して、熊本県山鹿地区薬剤師会理事の大森眞樹氏が「熊本地震や令和2年7月豪雨の災害支援経験から学ぶ ~コロナ禍に知っておきたい公衆衛生などについて~」と題して講演を行いました。
第二部講演 髙城一郎宮崎大学医学部附属病院感染制御部部長
第三部講演 大森眞樹熊本県山鹿地区薬剤師会理事
また、司会をMRT宮崎放送アナウンサーの粉川真一氏が務め、異なる職種に就く3名の講師の視点を上手く引き出しながら、コロナ下における防災・減災への対応のあり方、公的機関や地域の取り組みの在り方、被災時の公衆衛生などについて、今後に役に立つ有意義な意見交換も行われました。
司会 粉川真一MRT宮崎アナウンサー
閉会挨拶を行う村上啓介宮崎大学工学部教授
宮崎大学では、研究成果を社会に還元する取り組みを推進しており、今回のシンポジウムは、宮崎大学公式Youtubeチャンネルにてどなたでも視聴できるようにしています。
URL:「九州地区 防災・減災シンポジウム in 宮崎 2021」https://www.youtube.com/watch?v=PXkKVgbsnSU
〇研究者データベース髙城 一郎 https://srhumdb.miyazaki-u.ac.jp/html/686_ja.html
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