宮崎大学
ニュースリリース

宮崎工業高校電子情報科2年生37名が参加 ~ 淡野副学長が半導体の魅力を語る ~

2024年03月18日 掲載

2024年314日(木)、宮崎県内の高校を対象に、半導体を学び、県内の半導体関連企業を視察する「半導体関連企業現場体感塾」が開催され、宮崎工業高等学校電子情報科2年生37名が参加しました。

これは、ものづくり現場や最新技術を教材にした実践的な人材育成を実施し、県内企業への理解・関心度を高めることで、これからの本県産業を担う次世代人材の確保・定着を図ることを目的とした、「令和5年度企業との協働型人材育成事業」の一環で、宮崎県から委託を受けた宮崎県工業会が宮崎大学や県内の半導体関連企業と連携して実施したものです。

まず、宮崎大学木花キャンパスにおいて、淡野公一副学長(工学部教授)が、高校で習った内容などに触れながら、半導体がどのようにして製造され、宮崎県内にはどのような半導体関連企業があるのかわかりやすく講義を行い、高校生の皆さんは熱心に聞き入っていました。

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世界的大手の半導体大手企業のTSMCの熊本県進出を契機に、九州全体において半導体関連産業への投資が活発化するなか、宮崎県においても、国富町(宮崎県)への進出を決めた半導体大手企業のローム株式会社をはじめとする半導体関連企業の進出が進んでいる一方で、半導体関連人材が不足すると予測されており、人材育成に力を入れていくことが急務となっています。

このような背景のもと、県内の産学官が連携し、半導体関連産業振興の根幹となる人材の育成・確保を図ることで、今後も力強い本県の経済を支えていくことを目的に、50の企業・団体が集まり、2023年にみやざき半導体関連産業人材育成等コンソーシアム(会長:福山敦彦教授(工学部工学科応用物理工学プログラム担当)を設置し、産学官連携で人材育成に取り組んでいくこととしました。

淡野副学長からは、「宮崎県内に高い技術力を持った半導体関連企業がたくさんあることを誇りに思って欲しい」、「工場見学の際に、疑問に思ったことなどがあれば遠慮なく質問して欲しい」と、高校生にメッセージが送られ、宮崎大学での講義の後、ラピスセミコンダクタ株式会社吉川工業アールエフセミコン株式会社の工場を見学し、半導体関連産業について深く学んでいただきました。

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