第3回みやざき総合美術展で山﨑哲平さんが特選を受賞

2023年02月15日 掲載

 

宮崎大学教育学部３年の山﨑哲平さんが制作した作品が、第3回みやざき総合美術展（主催：みやざき総合美術展実行委員会）の彫刻部門で特選（大賞）に輝きました。

本美術展は、宮日総合美術展と県美術展の統合によって誕生した本県最大の公募展で、第１回展から創設された「自由表現」に、絵画、彫刻、書、写真、工芸、デザインを加えた計７部門で実施されています。

△　山崎さん

今回受賞した山崎さんの作品題名は「キングゴズメリオン剣（バスター）」。材料は全て大学で不要になったプロジェクタやプリンタなどを用いて、一年近い年月をかけて制作したそうです。山崎さんは「まさか自分が特選を受賞できるとは思っていなかった。題名からは一体どのような作品なのか想像がつかないと思うが、作品を見たらわかってもらえると思う」と喜びの声を寄せてくれました。

また、同じく彫刻部門において、教育学部３年の押川莉々花（おしかわ りりか）さんの作品「浮遊感」も準特選（宮崎市教育長賞）を受賞したほか、橋口温葉（はしぐち のんよ）さんの作品「〇〇〇」も入選に輝きました。

今回受賞した作品は、2023年2月11日（土）から2月26日（日）にかけて宮崎県立美術館にて展示されますので、是非足を運んでいただければ幸いです。

▼受賞した山﨑さんからのコメント

今回の作品『キングゴズメリオン剣』は、私が大学に入って得た「たのしい」という想いが強く込められています。それは一つの大きなものを自分の手でくみ上げる楽しさであったり、こまごまとした伏線のような見つけると面白いものを隠してみる楽しさであったりと様々です。私の作品に限らず、込めた想いとは違った様々な感想が見る人によってあると思います。その感じ方を大切にして美術に興味を持っていただけたら幸いです。

△　山崎さんの作品「キングゴズメリオン剣（バスター）」