販売個数２年で6万個超「ブルーベリー教授のくにさと35号のど飴」ブルーベリー味が新発売

2023年11月14日 掲載

 

令和5年11月14日より、宮崎大学発ベンチャー企業が開発した「ブルーベリー教授のくにさと35号のど飴」のブルーベリー味の販売が始まりました。

今回の商品に配合されているラビットアイブルーベリー「くにさと35号」は、本学の知恵を結集して作られた葉専用の品種で、葉に栄養が行き届くように実をつけないよう育成されたユニークな品種です。また、ポリフェノール類の一種であり、強力な抗酸化力を持つプロアントシアニジンが豊富に含まれていることが解明されています。

宮崎大学では、宮崎県地域結集型共同研究事業「食の機能を中心としたがん予防基盤技術創出」（2004年～2008年）以来、十数年にわたる基礎研究の成果として、ブルーベリー茎・葉から抽出した成分に、成人T細胞白血病やC型肝炎を引き起こすウイルスの増殖を抑制する作用があることを見出してきました。また、近年の研究結果から、「くにさと35号」の茎・葉抽出物中の特定成分を豊富に含む粗精製分画に、新型コロナウイルスに対する不活化効果が認められています。同時に、大学発ベンチャー（前述）を起業して、ブルーベリー茎・葉の機能性に着目した様々な食品を開発しています。

△　のど飴の説明をする國武教授（農学部長）

本商品は、約2年前から日向夏味が販売されて以来、約6万6千個が完売するほど、各地から非常に高い評価をいただいている商品で、宮崎大学発ベンチャー企業「株式会社なな葉宮下ファーム」の親会社である株式会社GEホールディングスのグループ会社・株式会社GEウェルネスが販売元となります。

宮崎大学・生協売店やみやざき物産館「KONNE」などでお買い求めいただけるほか、オンラインでも購入いただけますので、この機会にご賞味いただければ幸いです。

〇取り扱い店舗：公式オンラインサイト「びおらいふ」　　
https://biolife-jp.com/lineup/none/candy-blueberry/