ニュースリリース
2025年08月08日 掲載
2025年8月5(火)・6日(水)、宮崎県教育委員会等との連携により推進している「翔け!未来の科学者育成事業」の一環として、県内の中・高校生を対象とした宮崎サイエンスキャンプ「科学どっぷり合宿」を開催し、39名(中学生10名、高校生29名)が宮崎大学での講座に参加いただきました。
本事業は、生徒が先端科学技術に触れることにより、科学技術の創造への夢と意欲をより具体的なものにし、将来の研究者や技術者、医師等理系人材の育成を図ることを目的に実施しており、参加者は、班別に医学部・工学部・農学部で行われる12講座のうちから、それぞれ2つの講座を受講し、大学での実験などを体験していただきました。
「魚のからだづくりとメダカについて学ぼう(担当:農学部宮西弘准教授)」では、。絶滅危惧 II類であるメダカの現状から、なぜモデル生物として研究に使われるのかまで、科学的視点を交えてメダカについて紹介し、実習では、メダカがどのように大人のからだになっていくかを実際に観察し、骨まで観察できる標本の作製を行い、普段はみられない魚のからだについて理解を深めていただきました。
また、「橋の種類と点検技術を学ぼう!(担当:工学部森田 千尋教授)」では木材を使ってアーチ橋の模型を実際に組み立ててもらい、完成後にはその橋に乗って強度を体感していただきました。自分の手で組み立て、そして自ら乗って確かめることで、アーチ構造の強さの秘密を直感的に理解することを知っていただきました。
宮崎大学では、宮崎県教育委員会をはじめ県内高等学校とも連携しながら、県内の中学・高校教育の更なる深化に協力し、未来を切り開くたくましい人材の育成に貢献していくこととしています。
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